ナノストムス属とは? わかりやすく解説

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ナノストムス属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/28 15:50 UTC 版)

ペンシルフィッシュ」の記事における「ナノストムス属」の解説

ベックフォルディペンシル 学名 Nannostomus beckfordi Günther, 1872 模式種ポピュラーペンシルフィッシュで、養殖個体大量に入荷する。別名ゴールデンペンシル。普段は黒と金ライン一本ずつ入るだけのシンプルな模様だが、婚姻色呈すると体が濃い褐色と赤に染まる。体が丈夫で飼育・繁殖それほど難しくない全長4cm。 スリーラインペンシル 学名 Nannostomus trifasciatus Steindachner, 1876 各ヒレに赤い斑点を持つとても美し種類。その発色のしかたは採取所によって差が見られる種小名のtrifasciatusを略した「トリファ」の名でも売られている。全長4~5cm。ベレン産のものは赤いライン入り美しいが、気が強いために同種近縁種との混泳には注意が必要。全長5cm。 ナノストムス・エリスルルス 学名 Nannostomus erythrurus スリーラインペンシルに似るが、中央のラインが太い。 ナノストムス・リマートゥス 学名 Nannostomus limatus Weitzman, 1978 スリーラインペンシルに似るが、赤いスポットがない。 ナノストムス・マルギナトゥス 学名 Nannostomus marginatus Eigenmann, 1909 小型ペンシルフィッシュで、寸詰まり体型をしている。いくつかの亜種のほか、飼育変種として後述のアークレッドペンシルに似た色合いを持つブラッドレッドペンシルや、黄色味の強いローザイエローペンシルなどがいる。ドワーフペンシル 学名 Nannostomus marginatus marginatus マルギナトゥスの原名亜種3本の黒いラインと、体の中央部に短い赤いラインが入る。全長3cm。 ナノストムス・マルギナトゥス・ピクトラトゥス 学名 Nannostomus marginatus pictratus 尾びれ基部に赤いスポットが入るなどの差異がある。 アークレッドペンシル 学名 Nannostomus mortenthaleri Paepke and Arendt, 2001 最近になって登場した種類で、全身真紅染まり非常に美しい。主にペルーから輸入される。マルギナトゥスの亜種とする説もあるが、その割に性格は逆で気が強く同種間の争いが多いので、水草などをたくさん植えて隠れ場所多く作って飼育するとよい。全長4cm。 ナノストムス・エスペイ 学名 Nannostomus espei (Meinken, 1956) ライン基調とした他のペンシルフィッシュ異なり体側5つの黒いスポットが入る独特の模様を持つ。かつては非常に輸入量が少なく一度入荷した4年は来ない"オリンピックフィッシュ"という異名持っていた。90年代後半から比較コンスタント入荷するようになったが、それでも概ね毎年1回以上という程度であり、手軽に入手できる頻度ではなく今もやや珍しい部類と言える全長4cm。 ナノストムス・ニチダス 学名 Nannostomus nitidus Weitzman, 1978 ベックフォルディペンシル似た印象ペンシルフィッシュ。黒いラインの上側に入る光沢が緑を帯びることから、ネオングリーンペンシルの別名もある。 ハリソニーペンシル 学名 Nannostomus harrisoni (Eigenmann, 1909) 大型ペンシルフィッシュで、7cmほどになる。大型とは言っても非常に温和で、デリケートな性質である。 ナノストムス・ディグラムス 学名 Nannostomus digrammus (Fowler, 1913) 全長3cmほどの小型細身ペンシルフィッシュ暗色系のライン基調とした体にメタリック発色するラインが入る。外見のよく似た種が複数存在するが、本種は体側に赤いスポットがない。ツーストライプペンシルやグリーンペンシルとも呼ばれ、ニチダスおよびマリリナエと混同される事がある。 ナノストムス・マリリナエ 学名 Nannostomus marilynae Weitzman and Cobb, 1975 ディグラムスに酷似するが、体側うっすら2つの赤いスポット見られる。別名グリーンストライプペンシル。 ナノストムス・ミニムス 学名 Nannostomus minimus Eigenmann, 1909 ディグラムスに似るが黒いライン途中に赤いスポット比較明瞭に入り、脂ビレがなく、体形ふっくらとしている。後述のアンドゥゼイに匹敵する小型種。 ナノストムス・アンドゥゼイ 学名 Nannostomus anduzei Fernandez and Weitzman, 1987 ペンシルフィッシュ仲間最小種類で、最大2cmほど。雄雌明確に体色異なり、雄はヒレ赤みが目立つ。 ナノストムス・ビファスキアトゥス 学名 Nannostomus bifasciatus Hoedeman, 1954 2本の黒いライン入り、ディグラムスに似た風貌だが脂ビレ持たない。 ナノストムス・ブリツキイ 学名 Nannostomus britskii Weitzman, 1978

※この「ナノストムス属」の解説は、「ペンシルフィッシュ」の解説の一部です。
「ナノストムス属」を含む「ペンシルフィッシュ」の記事については、「ペンシルフィッシュ」の概要を参照ください。

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