ナナシの一味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/08 14:23 UTC 版)
「Switch (米原秀幸の漫画)」の記事における「ナナシの一味」の解説
斜刺五光(ななし ごこう)- 験体No.1215 逃がし屋を営む青年。作中での主な呼び名は「ナナシ」。 「Switch」により瞳の色が黄緑色になると、人並み外れた身体能力を発揮できる。それ以外のときは、若干おバカな一面も見せる。 手首や肘のテーピング、常に銜えている歯ブラシは「落ち着く」とのこと。ほとんどのシーンでウエスタンブーツを履いている。 仕事時以外は、読書や、映画鑑賞、5000ピースのジグソーパズル(タイトルは「雲ひとつない青空」)の作成している。また、翔平くんとゲームをしているシーンもある。 津田島蓮司(つだじま れんじ) ヤクザの若頭。逃がし屋の仕事やナナシに掛かった懸賞金等のことで、ナナシとは何度も衝突していたが、組で対立組織の組長の甥を殺害するというトラブルを起こして狙われる立場になり、自分を逃すようにナナシに依頼して以後共に行動するようになる。過去にナナシと関係があったことや頬の傷のことが徐々に明らかになる。危険な匂いのする人物だが、常識的な優しさも持ち合わせていて、作中では2人の女性(女の子)恋心を抱かれる。 作中でナナシに「津ーさん(つーさん)」と呼ばれる。 カズミさん 表向きには製薬会社の役員で、逃がし屋と依頼人とのパイプ役。終盤では物語の鍵となる。 溝上翔平(みぞうえ しょうへい) ナナシの友達の小学生。作中では「翔平くん」。ナナシと出会った経緯は作中で語られていないため、不明である。 蜘蛛里警部(くもり- けいぶ) 正義感が強く、かなり有能な刑事。しかし、ナナシの謎を追求し始めたことが友人のケビンを通して上層部に知られてしまい警察をクビになる。その後ナナシたちの事情を知り協力するようになる。 蜘蛛里恵(くもり めぐみ) 蜘蛛里警部の娘。滅愚魅(めぐみ)の名前でレディース「NEO暴動」に所属。つかみどころの無い性格に総長も頭を抱えている。変装が得意。 ハッピー 翔平くんに襲いかかった野良犬。ナナシに懐く。 キャサリン(KATHRYN.L) 愛した人を殺してしまう猟奇的なストーカー殺人事件の犯人。物語後半で、Dr.スターリンクとナナシのパイプ役として再登場する。 ケビン・ストライカー アメリカ・シカゴの警官。キャサリンを追って日本へ来た。蜘蛛里警部とは「ブラザー」と呼び合う仲。シドニーオリンピックのスーパーヘビー級のボクサー。ナナシの謎を追求したことで首になり、日本へやって来て蜘蛛里と共にナナシたちに協力するようになる。 花札勝利(はなふだ かつとし) ナナシの友人のエンジニア。名車や旧車の模造車をナナシに提供したり、時にはバスや戦車、潜水艦まで作ってしまったりする天才エンジニアで、美女に弱いお調子者。車のレンタル料は高いが、ナナシの逃がし屋の仕事を陰から支えていた。過去にナナシに逃がしてもらったことがある。彼曰く、「物心ついたときからエンジニア」らしい。 両角麻弥(もろずみ まや) 陶芸家の娘で津田島に追われる。事件後は花札の工場でメカニックになる。 加藤信虎(かとう のぶとら) 下水道の一角でU.G.H.(アンダー・グラウンド・ホスピタル)をしている天才外科医。過去にナナシに逃がしてもらったことがある。
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