ドイツ連邦時代
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領邦のうち、オーストリアの軍服については「軍服 (オーストリア) 」を参照 ナポレオンの支配を脱したドイツ諸領邦は、軍服の脱フランス化を推進した。1842年、プロイセンはシャコー帽に代わってピッケルハウベと呼ばれる特徴的な槍つきヘルメットを導入。また1842年10月23日、コレットに代わり「ヴァッフェンロック」(ドイツ語: Waffenrock)と呼ばれる軍服を採用。生地はドスキン製で、直径25ミリのボタンが9個入る。着用対象は歩兵、砲兵、輜重、工兵、竜騎兵は水色、猟兵は深緑。襟の高さは7センチで、1867年以降は襟が4.75センチに下がる。諸領邦でも1849年以降広まった。マクデブルクは1864年よりダブルブレスト。ヴュルテンベルクでもダブルブレスト。ブラウンシュヴァイクは肋骨服型。 プロイセンの軍服 19世紀中頃のプロイセン第3軽騎兵連隊 19世紀中頃のプロイセン第4胸甲騎兵連隊 19世紀中頃のプロイセン歩兵科における衛生下士官 初期型ピッケルハウベの近衛猟兵大隊(英語版)士官 19世紀中頃の騎馬猟兵 1868年当時の野戦砲兵第4連隊のヴァッフェンロックとサーベル。一年志願兵だったフリードリヒ・ニーチェが除隊する際に撮影 普仏戦争従軍時のフリードリヒ3世 バイエルンの軍服 ルートヴィヒ2世 (バイエルン王) オットー王子(後のオットー1世)歩兵の軍服 オットー王子(後のオットー1世)槍騎兵の軍服 19世紀中頃の軽騎兵 バイエルン槍騎兵 バイエルン砲兵 普仏戦争でフランス騎兵に捕えられたバイエルン兵。 ヴュルテンベルクの軍服 近衛兵(左)、歩兵第1連隊 歩兵第1連隊の変遷 第1騎兵連隊(槍騎兵)の変遷 第2騎兵連隊(竜騎兵)の変遷 1胸甲騎兵 2軽騎兵 3竜騎兵 4近衛兵 5-7騎乗猟兵 各兵科の将校、10-11は副官 近衛兵(1-6,9)、憲兵(7,8)、警察軍(10,11) 騎兵将校 砲兵将校(1-5,7,9)、工兵将校(6,8) 軍参議(1,4,10)、軍医(2,6,8,9)、輜重将校(5,11)、傷痍軍人団将校(3,7) ヴュルテンベルク第2槍騎兵連隊 ヴュルテンベルク王立槍騎兵連隊 ヴュルテンベルク砲兵 ザクセンの軍服 ザクセン騎砲兵 ザクセン歩砲兵 ザクセン重騎兵 その他諸邦の軍服 マクデブルク軽騎兵 マクデブルク第14猟兵大隊(ドイツ語版) ヘッセン近衛竜騎兵 バーデン竜騎兵
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