トーベン・フリース(演・ソーレン・マリン)
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「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の記事における「トーベン・フリース(演・ソーレン・マリン)」の解説
TV1の報道番組の報道部長。元ジャーナリスト。カトリーネやハネやウルリックの上司。自身と同様に多忙の妻カオリーネと代わりばんこで子供の世話をする。デンマーク政府やTV1上層部との関係を良好に保つが、それが原因でしばしばカトリーネやハネと対立。かつては報道賞も受賞したことのあるジャーナリズムの功労者でもある。報道賞受賞作品名は「デンマーク司法の闇について」。シーズン3では、政治評論家となったカスパーと共に「ユールとフリース」というレギュラー番組を持つ。ヘセルボーが解散総選挙を行うことを宣言すると「あなたの選挙、あなたの選択」という特別番組を企画する。そして1話から新しく上司になったヨートに徹底して絞られ、3話ではピーアが起用した優秀なコメンテーター、ナディアを解雇してしまう。しかも報道部長としてのプライドが専行して、ナディアを解雇したのはヨートの命令だということをピーアはじめ部下達に知らせなかった。しかもヨートが言った「パキスタンの災い預言者」という蔑称を自身も使ってしまったために、ピーアはじめ部下達は「人種差別での不当解雇だ!」と大騒ぎし、8人もの部下達がTV1の役員会に対し、トーベンに対する苦情を申し立ててしまう。それによりトーベンは心身共に疲れ果ててしまい、部長としての威厳も失ってしまう。その後、役員会から厳重注意を受ける。その後、4話でヨートに対し反旗を翻し、自身の部下達の前でヨートを批判する。しかしそれにより「次、同じことをしたら自身をクビにする」と脅されてしまう。さらにピーアと不倫してしまう。そして5話ではそのことをヨートに握られ、間接的に脅される。6話で「TV1をやめ、エクスプレスに行きたい」とラウゲセンに請願するが、断られる。その後もTV1での仕事についてや、妻カオリーネと不倫相手のピーアとの間で戸惑い、揺れ動く。しかし8話で結局不倫がバレてしまう。そしてカオリーネにピーアと不倫していることを白状してしまい、ピーアをクビにしろとカオリーネに要求される。その後、ピーア他の部署に移動させようとするが、ハネに上層部に訴えると言われ頓挫。それを知ったカオリーネにTV1報道部に乗り込まれ、ピーアとの不倫を公衆の面前で暴露され、鍵を取り上げられ追い出され別居状態になる。行き場も居場所もなくし、とうとう番組中、ウルリックの肩を借り泣き崩れる。その後、9話ではヨートのふざけた選挙特番の企画をなくなく了承するが、途中で頓挫させ通常編成に差し戻す。それが原因でヨートに再び呼び出しをくらう。そして10話で、とうとう一年分の報酬の前払い(退職金)と引き換えにTV1を去ろうとするが、ハネとウルリックがTV1上層部に訴え頓挫。カオリーネとも復縁し、再び報道部に戻る。ピーアとは破局し「上司と部下」の関係に戻る。最後、TV1を退職するヨートに対して「楽しいことがしたかったら、シボリ公園に行くと良い」と意味深な言葉をかけた。
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