トリ硫酸とは? わかりやすく解説

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トリ硫酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/21 06:11 UTC 版)

トリ硫酸
特性
化学式 H2S3O10
外観 発煙硫酸中にのみ存在
密度 1.8?
融点

?

沸点

?

への溶解度 混和性
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

トリ硫酸(トリりゅうさん)は、硫酸三量体である。三硫酸とも呼ばれる。化学式は、H2S3O10 (実際には、H2SO4・2SO3)である。トリ硫酸は、比較的強酸の性質を示す。発煙硫酸中に存在する。遊離酸は不安定であるため、単離できない。

用途

スルホン化剤に使われる。この性質は二硫酸に似ている。

合成方法

二硫酸よりも過剰量の三酸化硫黄を硫酸に入れると、発煙硫酸中に、トリ硫酸が存在する(三酸化硫黄を、さらに過剰量入れるとテトラ硫酸 H2S4O13 が得られる)。

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