テレビ中継について
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「箕島対星稜延長18回」の記事における「テレビ中継について」の解説
テレビ局実況アナウンサー解説NHK 内藤勝人 篠原一豊 朝日放送 植草貞夫 渡辺元 この試合は第4試合ということもあってNHKが試合開始から18時(JST、以下同じ)まで総合テレビ、18時から試合終了まで教育テレビ、というリレー中継を実施したが、教育テレビ放映時間における視聴率は白熱した試合だったことも手伝って29.4%(ビデオリサーチ関東)を記録、この数字はNHK教育テレビ歴代最高記録として、2021年現在も破られていない。NHKによる箕島 対 星稜戦の中継放送を完全収録したVTRテープは、1987年時点では現存していたようで、衛星第1テレビで1987年の歳末スペシャルとして『思い出の名勝負』と題する、日本のスポーツの名勝負特集番組を組んだ際、1987年12月29日の第3夜(19:45 - 22:00)にこの箕島 対 星稜戦を完全再放送した。なおNHKラジオ第1放送の実況は佐藤隆輔アナウンサーが担当。 一方、並列中継した朝日放送(ABC)は18時台にニュースを、19時台にネット番組を放送しなければならないため、ローカルニュース枠を利用して延長をしたものの生中継を打ち切らざるを得なかったが、実況担当の植草は深夜の『高校野球ハイライト』(『熱闘甲子園』の前身)用に試合終了まで実況を続けた(ABCラジオは試合終了まで生中継。実況は因田宏紀アナウンサーが担当)。 箕島の地元・和歌山県のテレビ和歌山(WTV)でもABCの中継をネットしていたが、17時45分からの『生活メモ』およびそれに続く『ニュース』枠(17:50-18:00 日本テレビ放送網製作『読売新聞ニュース』・続いて18:00-18:10の『WTVニュース』)を放送するために生中継は打ち切られた。その後の番組(18:00より『超人バロム・1』の再放送、19時以降は東京12ch(現・テレビ東京)の各番組)の中で中継を再開したかは不明(ただし上記の『高校野球ハイライト』を翌日早朝に時差放映)。 星稜の地元・石川県では当時ANN加盟局が存在しなかったため、ABCの中継がネットされたかどうかは不明である(当時の石川県での放送形態は決勝戦を北陸放送(MRO)がネットしていたことのみ判明している)。
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