NST新潟オープンゴルフトーナメントとは? わかりやすく解説

NST新潟オープンゴルフトーナメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/27 01:51 UTC 版)

NST新潟オープンゴルフ選手権競技(NSTにいがたオープンゴルフせんしゅけんきょうぎ)は、かつて開催されていた日本ゴルフツアー機構公認の男子プロゴルフ公式戦。2004年まで毎年7月下旬に開催されたが、同年が最後の開催となった。

概要

新潟総合テレビ(NST)が主催者となり、同社と新潟県ゴルフ連盟が中心となって県内のゴルフ文化の活性化を目指し、地域との共存共栄を図る地域密着型トーナメントとして開催された。開催コースは毎年新潟県内を巡回する「サーキット方式」が取り入れられたが、後年は新発田市フォレストゴルフクラブでの開催が主であった。2002年、「サトウの切り餅」などで知られる食品メーカーのサトウ食品が協賛スポンサーとなり「サトウ食品NST新潟オープンゴルフ」とタイトルが改められた。

1990年代後半ごろより、トッププレーヤーの多くはこの7月下旬という猛暑の時期を自主トレーニングや全英オープンなど海外転戦に充てる傾向が増え、トッププレーヤーの出場が減少傾向となり、若手・中堅選手が出場する登竜門的な位置づけがなされた。また、トッププレーヤーが出場しないもう一つの理由として、ツアーで最も低い部類の賞金額(2004年実績、賞金総額5000万円、優勝賞金1000万円)があった。

テレビ中継についても、新潟県内向けのローカル放送では全ラウンドを生中継したが、2000年代に入り地上波放送はネットワーク編成の関係から大会最終日のみ深夜枠で録画中継を行う程度(但し、CS・フジテレビ739で生中継された例もある)となった。なお実況は、NSTにスポーツ中継のノウハウを持つアナウンサーが少ないことからフジテレビがアナウンサーを派遣、主に塩原恒夫が担当した。1990年の大会では中継を担当した堺正幸田中亮介が帰京後、放送中であったフジテレビ全アナウンサーがキャストのFNS27時間テレビに合流しそのまま参加した。

2004年を最後に開催を終了したが、これは同年発生した新潟県中越地震の影響ではない。

大会歴代優勝者

1981年から83年までは36ホール、1984年以降は72ホールストローク、POプレーオフでの決着。

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