ダウン・ビートとは? わかりやすく解説

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ダウンビート【downbeat】

読み方:だうんびーと

音楽用語で、下拍。強拍。⇔アップビート


ダウン・ビート[down beat]

拍の表側のこと。これに対し弱拍部はアップ・ビートと呼ぶ。

ダウン・ビート

作者鈴木いづみ

収載図書鈴木いづみセカンド・コレクション 1 短編小説集 ペリカンホテル
出版社文遊社
刊行年月2004.6


ダウン・ビート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/14 05:21 UTC 版)

ダウン・ビート
DownBeat
ジャンル 音楽雑誌
刊行頻度 月刊
発売国 アメリカ合衆国
言語 英語
出版社 Maher Publications
ISSN 0012-5768
刊行期間 1934年 (89年前) (1934)[1] -
ウェブサイト downbeat.com
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ダウン・ビート』(DownBeat)は、アメリカ合衆国音楽雑誌。主に「ジャズブルース、そしてその向こう (jazz, blues and beyond)」を専門に扱う。最後の「その向こう」とは、ジャズの範疇を超えて、それ以前の音楽をまとめて独占的に扱っていたことを示している。1934年イリノイ州シカゴで創刊された。雑誌の名前は音楽の「ダウンビート」にちなむもので、ダウンビートとは「ビート・ワン」、あるいは音楽の第一拍目のことである。

『ダウン・ビート』誌は、毎年、いくつかのジャンルにおける一般読者と批評家の投票結果を公表している。「ダウン・ビート・ジャズ・ホール・オヴ・フェイム(ダウン・ビートのジャズの殿堂)」は、読者と批評家の両方の投票結果によって決定される。読者投票の結果は12月号で発表され、批評家の投票結果は8月号で発表されている。

『ダウン・ビート』誌は、その特徴である「レビュー」欄により有名で、ジャズ批評家達が、1つ星から5つ星までの評価システムを使用して(最高が星5つ)、最新のアルバム、過去の有名なアルバム、書籍、ミュージシャン個人とその音楽フォームに関する記事などを評価している。また、「ブラインド・テスト」コラムも同じく有名であり、これは、ミュージシャンが他のアーティストのレコードを聴いて、それが誰なのかを当てて、5つ星システムで評価するものである。

1979年4月から月刊誌として発行されることになった。

脚注

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  1. ^ Ron Welburn (Autumn 1987). “Jazz Magazines of the 1930s: An Overview of Their Provocative Journalism”. American Music 5 (3): 255–270. doi:10.2307/3051735. JSTOR 3051735. 

外部リンク


ダウンビート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 09:11 UTC 版)

ダウンビートDownbeat)とは、次のようないくつかの意味を持つ言葉

音楽理論として

音楽演奏または音楽理論において、ダウンビートとは小節の最初の1のことである。各小節の先頭で、指揮者が振る指揮棒(タクト)が振り下ろされる ( downward stroke ) ことからこの名が来ているバックビートも参照のこと。

現代の音楽、コモンタイムと呼ばれる4分の4拍子の音楽では、1拍目が強調されることは稀である(ファンクの中には例外があるが)。最も多くの場合は、2.4拍目に、バックビートに強いアクセントが置かれる。

日本の表拍 (ダウンビート)

日本ではダウンビートの事を「表拍」とも呼ぶ。日本、日本人の音楽の曲には最初の1を打つ表拍の曲が多いと指摘される事があり[1]、アメリカにカルチャーショックを受けた世代が主流の時代には「日本人にロックは無理」ということが頻繁に言われていた[2]

日本の多くの民謡(例、ソーラン節炭鉱節)、日本の多くの音頭(例、東京音頭河内音頭)、三味線曲など[3]。 日本の多くの応援歌は表拍(ダウンビート)で拍手して応援する。 また、日本人のよく知る体操の曲『ラジオ体操』は「表拍」である。

音楽ジャンルとして

音楽ジャンルの名前にも、ダウンビートという言葉がある。それはまた、ダウンテンポトリップ・ホップチルアウト とも呼ばれているジャンルである。

音楽ジャンル・ダウンビートの例

  • Casino by ヴァイオレント・インディアナ (Violet Indiana)
  • ダミー』 - Dummy by ポーティスヘッド
  • 『フィア・オブ・フォー』 - Fear of Fours by ラム
  • Suicidal adage by レンディ・ヴェクサー (Lendi Vexer)
  • 『ザ・マグニフィッセント・ツリー』 - The Magnificent Tree by フーヴァーフォニック (Hooverphonic)

音楽雑誌の名前

脚注

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