ダイイング・アイとは? わかりやすく解説

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9784334748968

別表記:ダイイング・アイ、4334748961

書籍タイトル:

ダイイング・アイ

出版社:

Kobunsha/Tsai Fong Books

作者:

東野圭吾

出版日:

2011-01

ページ数:

416

説明:

Shinsuki Amemura caused an accident, but could not remember any events leading up to the accident. He investigates the circumstances and still comes up empty. But there's something fishy about those people involved in the accident. In Japanese. Distributed by Tsai Fong Books, Inc.

ダイイング・アイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 01:58 UTC 版)

ダイイング・アイ
著者 東野圭吾
発行日 2007年11月25日
発行元 光文社
ジャンル サスペンス推理小説
日本
言語 日本語
形態 四六判ハード
ページ数 372
公式サイト books.kobunsha.com
コード ISBN 978-4-334-92581-9
ISBN 978-4-334-74896-8文庫本
ウィキポータル 文学
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ダイイング・アイ』(Dying Eye)は、東野圭吾推理小説である。

交通事故に絡む加害者側の無責任さを題材にしたハードサスペンス[1]で、1998年2月号から1999年1月号まで『小説宝石』に連載された後、2007年11月25日に単行本光文社より刊行された[2]

2011年1月12日には光文社文庫版が発売され[3]、約7年のちの2017年12月に、映像化なしで累計発行部数が100万部に達した[4]

2019年3月16日から4月20日までWOWOWテレビドラマ[1]

あらすじ

雨村慎介は仕事からの帰路、背後から岸中玲二に襲撃され、頭部を強打されて瀕死の重傷を負う。2日後、意識を取り戻した彼は、重要な記憶の一部が失われていることに気づく。それは一年半前、自らが運転する車で起こした死亡事故に関するものだった。慎介は懸命に記憶を辿ろうとするが、事故に関する一切の記憶が抜け落ちており、執行猶予中であることさえ忘れていた。

岸中が復讐のために慎介を襲い、目的を果たしたと見て服毒自殺した線が濃厚であった。しかし、人身事故のもう一人の当事者である木内春彦が、襲われた慎介とは対照的に裕福な生活を送っていることに、ある疑念が生じる。そんな中、慎介と同棲していた成美が失踪する。

プロローグで語られる岸中美菜絵の死亡事故。彼女が最期に見せた強い眼差しが、やがて全てを支配していく。

登場人物

雨村慎介(あめむら しんすけ)
石川県金沢出身。30歳。18歳で上京後、私立大学ドロップアウトして、アルバイトをしていた夜の世界に入る。23歳の時から6年間「シリウス」で働き、現在は「茗荷(みょうが)」でバーテンダーとして働く。いつか自分の店を持ちたいと考えていた。女性に対しては少々淡泊で、性欲を発散する対象としか見ていない節がある。
頭を殴打され、2日後に意識が戻った時には、1年半前に起こした人身事故の記憶が欠落していた。
村上成美(むらかみ なるみ)
ホステス。2年くらい前から慎介と同棲していたが、彼が記憶を失った後、失踪する。
小塚(こづか)
警視庁西麻布警察署の刑事。慎介が襲われた事件を担当する。
江島光一(えしま こういち)
バー「シリウス」オーナー。慎介を店で働かせていたが、交通事故後に「茗荷」に移動させた。寛容な性格の一方で、強かな一面がある。
木内春彦(きうち はるひこ)
帝都建設社員。慎介の運転していた車を避けきれず、結果として女性をはねて死亡させた当事者。その後、羽振りのよい生活を送っている。
上原ミドリ(うえはら みどり)
帝都建設の社長令嬢で木内と婚約する予定だったが、交通事故後に婚約を破棄している。
岸中玲二(きしなか れいじ)
マネキン制作会社勤務。事故で死亡した女性・美菜絵の夫。慎介を襲った後に、服毒自殺を遂げる。
岸中美菜絵(きしなか みなえ)
慎介が起こした事故によって死亡した女性。死の間際に運転手に恨みの目を向けた。
瑠璃子(るりこ)
「茗荷」に突然やってきた謎の女。美人である上にそのでほかの人物を魅了していく。

書誌情報

テレビドラマ

東野圭吾
「ダイイング・アイ」
ジャンル テレビドラマ
原作 東野圭吾
『ダイイング・アイ』
脚本 吉田紀子
監督 国本雅広
出演者 三浦春馬
高橋メアリージュン
松本まりか
柿澤勇人
小野塚勇人
淵上泰史
木村祐一
堀内敬子
生瀬勝久
製作
プロデューサー 井上衛
渡邉浩仁
制作 WOWOW
放送
放送国・地域 日本
放送期間 2019年3月16日 - 4月20日
放送時間 土曜 22:00 - 23:00
放送枠 ドラマW
放送分 60分
回数 6
公式サイト

特記事項:
初回はノンスクランブル放送。
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東野圭吾「ダイイング・アイ」』のタイトルで、2019年3月16日から4月20日までWOWOW「連続ドラマW」土曜オリジナルドラマで放送されていた(全6話、初回はノンスクランブル放送)。主演は三浦春馬[5]

キャスト

スタッフ

WOWOW 連続ドラマW 土曜オリジナルドラマ
前番組 番組名 次番組
それを愛とまちがえるから
(2019年2月9日 - 3月9日)
東野圭吾「ダイイング・アイ」
(2019年3月16日 - 4月20日)
坂の途中の家
(2019年4月27日 - 6月1日)

脚注

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