マスカレード・ゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 07:46 UTC 版)
マスカレード・ゲーム | ||
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著者 | 東野圭吾 | |
発行日 | 2022年4月25日 | |
発行元 | 集英社 | |
ジャンル | ミステリ、推理小説 | |
国 | ![]() |
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言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判 | |
ページ数 | 376 | |
前作 | マスカレード・ナイト | |
公式サイト | www.shueisha.co.jp | |
コード | ISBN 978-4-08-775461-2 | |
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『マスカレード・ゲーム』は、東野圭吾の長編ミステリ小説。「マスカレード」シリーズの第4作目。
2022年4月25日に集英社より単行本が刊行された[1]。タイトルの「マスカレード」が英語で仮面舞踏会を意味することであることから、今までの「マスカレード」シリーズ同様に表紙にはマスクが描かれている。
「BOOK OF THE YEAR 2022」小説部門で大賞を受賞した[2]。
あらすじ
3件の連続殺人事件が発生。被害者はいずれも前科があり、それぞれの事件では被害者の関係者が疑われたものの、全員に確固たるアリバイが存在した。果たして3件は同一犯による犯行なのか、それとも計画的な連続殺人なのか。
そして、被害者の関係者たちが同じ日に「ホテル・コルテシア東京」へ宿泊することが判明。警察はホテルで4件目の事件が起こると見て、新田浩介は再びフロントクラークとして潜入捜査を開始する。さらに、現在はコルテシア・ロサンゼルスに勤務する山岸尚美も急遽呼び戻された。
登場人物
警視庁
- 梓真尋(あずさ まひろ)
- 警視庁捜査一課の警部。非常に優秀な女性だが、新田とは度々意見が対立する。
ホテル・コルテシア東京の客
- 神谷良美(かみや よしみ)
- 被害者・神谷文和の母親。病院事務職。
- 森元雅司(もりもと まさし)
- 被害者・森元俊恵の長男。新宿の保険会社に勤務し、「不可解な天秤」というブログを運営している。
- 前島隆明(まえしま たかあき)
- 被害者・前島唯花の父親。自由が丘でレストランを経営。
- 小林三郎(こばやし さぶろう)
- 本名は大畑信郎。息子が被害者。
- 沢崎弓江(さわさき ゆみえ)
- 派手な服装の女性。クリスマスパーティを目的としてホテルを利用する。
- 尾方道代(おがた みちよ)
- 本名は三輪葉月。新田の顔見知りである。
脚注
- ^ 初版奥付の記載による。
- ^ “ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 | KADOKAWA”. ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 | KADOKAWA. 2022年12月25日閲覧。
- ^ “マスカレード・ゲーム / 東野 圭吾”. 集英社. 2025年5月21日閲覧。
外部リンク
- マスカレード・ゲーム 特設サイト - 集英社
- マスカレード・ゲーム - 集英社
- マスカレード・ゲームのページへのリンク