私が彼を殺したとは? わかりやすく解説

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私が彼を殺した

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 05:15 UTC 版)

加賀恭一郎シリーズ > 私が彼を殺した
私が彼を殺した
著者 東野圭吾
発行日 1999年2月5日
発行元 講談社
ジャンル ミステリー推理小説
日本
言語 日本語
形態 新書判
ページ数 284
前作 悪意
次作 嘘をもうひとつだけ
公式サイト bookclub.kodansha.co.jp
コード ISBN 978-4-06-182046-3
ISBN 978-4-06-273385-4A6判
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私が彼を殺した』(わたしがかれをころした)は、東野圭吾による推理小説加賀恭一郎シリーズの第5作。1999年2月に講談社から講談社ノベルス版が刊行され[1]、2002年3月に講談社文庫版が刊行された[2]

あらすじ

脚本家の穂高誠が、結婚式当日に毒殺された。容疑者は被害者のマネージャー、花嫁の兄、敏腕編集者の3人。事件後、3人は密かに述懐する。『私が彼を殺した』と。

登場人物

加賀恭一郎ついては加賀恭一郎シリーズ#登場人物を参照

穂高 誠(ほだか まこと)
被害者。
脚本家で、「穂高企画」のオーナー。鼻炎アレルギーに悩まされている。
神林 美和子(かんばやし みわこ)
穂高の婚約者。詩人。
神林 貴弘(かんばやし たかひろ)
美和子の兄。
家の事情で15年間美和子と離れて暮らしていたため、美和子に対して恋愛感情を持っている。
駿河 直之(するが なおゆき)
穂高のマネージャー。
会社の金を横領したことで無職になっていたところ、穂高に声を掛けられ雇われた。浪岡(後述)に好意を持っていた。猫を飼っている。
雪笹 香織(ゆきざさ かおり)
美和子の担当編集者。
以前、穂高の恋人だったことがあるが遊び相手に過ぎず捨てられた。
浪岡 準子(なみおか じゅんこ)
動物看護士。
駿河と同じマンションに住んでいる。つい最近まで穂高と付き合っており、美和子との婚約を知り服毒自殺する。
西口 絵里(にしぐち えり)
香織の後輩の編集者。
香織と共に穂高・美和子の結婚式に参加した。

備考

  • 同じ最後まで犯人が明かされない記述法の作品に『どちらかが彼女を殺した』があり、今作はさらに難しくなっている。文庫版には袋綴じの解説がついている。

書籍情報

脚注

出典

  1. ^ a b 『私が彼を殺した』(東野 圭吾):講談社ノベルス”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2025年2月17日閲覧。
  2. ^ a b 『私が彼を殺した』(東野 圭吾):講談社文庫”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2025年2月17日閲覧。
  3. ^ 『私が彼を殺した』(東野 圭吾):講談社文庫”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2025年2月17日閲覧。

関連項目



私が彼を殺した

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 22:12 UTC 版)

加賀恭一郎シリーズ」の記事における「私が彼を殺した」の解説

詳細は「私が彼を殺した」を参照 単行本1999年2月5日 講談社ノベルス ISBN 406182046X 文庫本2002年3月15日 講談社文庫 ISBN 4062733854(解説西上心太作家穂高誠詩人神林美和子との挙式毒殺された。容疑者は3人-美和子の兄か、穂高マネージャーか、美和子担当編集者か。『どちらかが彼女を殺した』同様、最後まで犯人明かされない。難度上がっている。

※この「私が彼を殺した」の解説は、「加賀恭一郎シリーズ」の解説の一部です。
「私が彼を殺した」を含む「加賀恭一郎シリーズ」の記事については、「加賀恭一郎シリーズ」の概要を参照ください。

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