タンⅨ9312【タンⅨ9312】(観賞樹)
登録番号 | 第14278号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タンⅨ9312 よみ:タンⅨ9312 | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユルゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花の着き方はスプレータイプ、花は淡ピンク色で半剣弁、カップ咲、香りは弱の中輪となる切花向きの品種である。生育習性は叢生、樹高は低、花の着き方はスプレータイプである。新梢のアントシアニン着色の程度は弱、とげの有無は有、下側の形はえぐれ、色は紅紫、長いとげの数は少である。葉の長さは中、幅はやや狭、緑の色合いは濃、表面の光沢は中、先端小葉の形は楕円形、葉身長は中、葉身幅はやや狭、基部の形は円形、先端の形は鋭尖形である。花蕾縦断面の形は卵形、花形Ⅰは八重、花形Ⅱはカップ咲、多芯の有無は無、花弁枚数及び花径は中、上から見た形は円形、上部側面の形は平、香りは弱である。花弁の長さ及び幅は中、表面中央部及び縁部の色は淡ピンク(JHS カラーチャート0102)、基部の目の有無は有、目の大きさは大、目の色はピンク白(同0101)、模様の有無は無、裏面中央部の色及び縁部の色はピンク白(同0701)、模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転は中、波打ちは弱、タイプは半剣弁、全体の形は円形である。開花始めの時期は中、開花習性は四季咲である。「インターボリス」と比較して、とげがあること、先端小葉の形が楕円形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1999年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2003年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「タン99312」であった。 |
- タンIX9312のページへのリンク