タンⅩ0107【タンⅩ0107】(観賞樹)
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登録番号 | 第14273号 |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タンⅩ0107 よみ:タンⅩ0107 |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユルゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花の着き方は単花咲、花は淡紫ピンク色で明赤紫色の覆輪が入り丸弁、カップ咲、香りは弱の中輪となる切花向きの品種である。生育習性は狭叢生、樹高は高、花の着き方は単花咲である。新梢のアントシアニン着色の程度は中、とげの有無は有、下側の形はえぐれ、色は緑褐、長いとげの数は中である。葉の長さは長、幅はやや広、緑の色合い及び表面の光沢は中、先端小葉の形は卵形、葉身長は中、葉身幅はやや広、基部の形は心形、先端の形は鋭形である。花蕾縦断面の形は円形、花形Ⅰは八重、花形Ⅱはカップ咲、多芯の有無は無、花弁枚数はやや多、花径は中、上から見た形は不整円形、上部側面の形はやや凸、香りは弱である。花弁の長さはやや短、幅は中、表面中央部の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)、縁部の色は淡紫ピンク(同9702)及び明赤紫(同9506)、基部の目の有無は無、模様の有無は有、模様のタイプは覆輪、模様の色は明赤紫(同9506)、裏面中央部の色は明赤紫(同9506)、縁部の色は明紫赤(同9706)、模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転及び波打ちは弱、タイプは丸弁、全体の形は広楕円形である。開花始めの時期は中、開花習性は四季咲である。「オリセズ」と比較して、花弁表面中央部の色が淡紫ピンクであること等で、「タンゼルボン」と比較して、花弁表面中央部の色が淡紫ピンクであること、花弁表面に模様が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1999年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、 2002年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「タン00107」であった。 |
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