タンイテフ【タンイテラ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4756号 |
登録年月日 | 1995年 9月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タンイテフ よみ:タンイテラ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンスユーゲンエバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花色が鮮橙黄で弁端が濃ピンクで剣弁,整形咲,微香の中輪花となる切花向きの品種である。 樹形は直立性,株立は普通,樹高は中である。開花枝の太さは中,新梢の色は淡緑,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は普通,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び花枝の中央部は多,花首はほとんど無である。小葉の数は7枚,本葉の長さはやや短,幅はやや狭である。展開直後の若葉の色は淡緑,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さは普通,硬さはやや硬である。花房の形は単花咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さはやや高,花弁表側の色は鮮橙黄(JHS カラーチャート2205)で弁端が濃ピンク(同0405),裏側は鮮橙黄(同 2205)で弁端が明赤(同0406)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さは厚,硬さは硬,数は25~29枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「ケイビア」と比較して,新梢の色が淡緑であること,展開直後の若葉の色が淡緑であること,花弁表側の色が鮮橙黄で弁端が濃ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,1987年に無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜し,更にこれを増殖して試作し,諸特性が安定していることを確認して1990年に育成を完了したものである。 |
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