タニドリブ【タニドリブ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8815号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タニドリブ よみ:タニドリブ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 3月 14日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明黄色で明赤橙色の覆輪が入り丸弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立はやや叢生、樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は紅紫、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢はやや強、厚さは厚、硬さはやや硬である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506)で明赤橙(同1005)の覆輪が入り、裏面の色は明黄(同2505)で明橙赤(同0705)の覆輪が入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さは硬、数は25~29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは中、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花時期は中である。「タンイテフ」と比較して、花形がカップ咲であること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1993年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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