タニナソ【タニナソ】(観賞樹)
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登録番号 | 第6377号 |
登録年月日 | 1998年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タニナソ よみ:タニナソ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は房咲き(6輪以上),花は鮮紫ピンク色で丸弁,平咲き,無香の小輪となる修景向きの品種である。 樹形は横張り,株立は跛行性,樹高は矮性である。開花枝の太さは細,新しょうは淡緑,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅はやや狭,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は多,花首はほとんど無である。小葉の数は7枚,本葉の長さは短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は淡緑,光沢は有,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢よりやや強,葉肉の厚さは普通,硬さはやや硬である。花房の形は房咲き(6輪以上),蕾の形は球形である。花形は平咲き,花の大きさは小輪,高さは低,花弁表側及び裏側の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は丸弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は25~29枚である。花の香りは無,開花時期は普通である。 「コルラナム」と比較して,とげの数が幹の部分,花枝の基部及び中央部で多いこと,花弁表側の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1988年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,無名実生種どうしを交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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