タニピランマウ【タニピランマウ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10012号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タニピランマウ よみ:タニピランマウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明赤紫色で丸弁、カップ咲、弱香のやや小輪となる修景向きの品種である。樹形は横張性、株立は叢生、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はやや少、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅は狭である。新葉の色は緑褐、光沢は強、本葉の色は緑、光沢は強、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さは中、数は35~39、一茎の花数は11~20、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花時期は中である。「メイボンリブ」と比較して、花弁表面の色が明赤紫であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1995年に育成者が所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、出願者の温室(千葉県佐原市)において、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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