タナレピン【タナレピン】(観賞樹)
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登録番号 | 第13269号 |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タナレピン よみ:タナレピン |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「タナレデブ」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫ピンク色で花弁周縁部にピンク白色のぼかしが入り剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9204)で花弁周縁部にピンク白(同9701)のぼかしが入り、裏面の色は紫ピンク(同9203)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は25~29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「タネチャッタ」及び「タナレデブ」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること、花弁裏面の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1999年に育成者のほ場(ドイツ連邦共和国)において「タナレデブ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2002年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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