タネイボム【タネイボム】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7146号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タネイボム よみ:タネイボム |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花は濃黄ピンク色で半剣弁,整形咲,かなり微香の中輪となる花壇向きの品種である。樹形はやや直立性,株立は普通,樹高はやや高性である。開花枝の太さは太,新しょうの色は赤紫,開花後の枝の色は青銅である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さはやや長,基部の幅はやや広,色は赤紫,数は幹の部分はやや多,花枝の基部は多,花枝の中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の枚数は7枚,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は赤紫,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さは及び硬さは普通,本葉の数はかなり多である。花房の形は単花咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さはやや高,花弁表側の色は濃黄ピンク(JHS カラーチャート0712),裏側の色は黄ピンク(同0704)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59である。花の香りはかなり弱,開花時期は普通である。「タンラバー」と比較して,本葉の数が多いこと,花弁表側の色が濃黄ピンクであること,花の香りが弱いことで等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1991年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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