タツナミガイとは? わかりやすく解説

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たつなみ‐がい〔‐がひ〕【立浪貝】

読み方:たつなみがい

アメフラシ科巻き貝潮間帯岩礁にすむ。体長20センチで緑褐色体表多くの小突起があり、触ると紫色の液を出す。貝殻小さ三角形で、殻頂が曲がっている。本州中部以南分布


タツナミガイ

タツナミガイ
タツナミガイ
Dolabella auricularia
(Lightfoot, 1786)
撮影日:2002年0113日
場所:下田  潮溜り
体長約 180 mm
水深0.3-0.5 ( Intertidal ) 
水温15 
目   :無楯目 ANASIDEA
亜目亜目なし 
科   :アメフラシ科 Aplysiidae
学名カナ読みドラベッラ アウリクラリア
撮影著作権今本 淳

立浪貝

読み方:タツナミガイ(tatsunamigai)

アメフラシ科動物

学名 Dolabella auricularia


タツナミガイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/16 22:30 UTC 版)

タツナミガイDolabella auricularia)は後鰓目アメフラシ科に属する軟体動物である。一般にアメフラシと呼ばれる生物に近縁だが、大型で皮が硬い。英名はWedge Sea Hareであり、「くさび形をした海のウサギ」を意味する[1]


  1. ^ a b 辻貴志 (2019). “タツナミガイ (Dolabella auricularia)の内臓の採取活動と食用慣行−フィリピン・セブ州マクタン島コルドヴァ町の事例”. 人間文化 45: 37-46. 
  2. ^ 一般的なアメフラシ類の体長は10cmくらいなので、タツナミガイはずっと大きい。ただし、アメフラシ類の日本での最大種はアマクサアメフラシなどで時に40cmに達する。
  3. ^ タツナミガイの隠ぺい的な形態と色彩 - 動物行動の映像データベース
  4. ^ Dolabella auricularia [タツナミガイ] - 微小貝データベース(関西学院大学)
  5. ^ 以上の記載は主として岡田(1976)による。
  6. ^ Singh, S. and V. Vuki (2015). “An Ecological Study of the Sea Hare, Dolabella auricularia, on the Southeastern Coast of Viti Levu, Fiji”. SPC Women in Fisheries Information Bulletin 26: 17-23. 
  7. ^ 辻(2007)
  8. ^ Tsuji, T. (2019). “An Ethnography on the Wedge Sea Hare in Mactan Island, the Philippines”. Naditira Widya 13 (2): 135-150. 
  9. ^ 北川・小林(1991) p.1054
  10. ^ Pepito, A., G. Delan, M. Asakawa, L. Ami, E. Yap, M. Olympia, K. Yasui, A. Maningo, R. Rica, and M. Lamayo (2015). “Nutritional Quality of the Egg Mass Locally Known as “Lukot” of the Wedge Seahare Dolabella auricularia (Lightfoot, 1786)”. Tropical Technology Journal 19: 1-6. 
  11. ^ ニュ-ロコンピュ-タへの挑戦−アメフラシから電脳を学ぶ. アグネ承風社. (1990) 


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