タイアップCMの影響とは? わかりやすく解説

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タイアップCMの影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 21:10 UTC 版)

ガラスの林檎/SWEET MEMORIES」の記事における「タイアップCMの影響」の解説

SWEET MEMORIES」のタイアップとなったサントリービールのCMは、ペンギンパピプペンギンズ)のキャラクター登場するアニメーションで、ジャズバー女性歌手本曲歌い、それを聴いた客が感動して涙するというものであった放送当初歌手名のクレジット表記されていなかったため、歌っている歌手は誰なのかと話題になったが、それまで松田聖子歌唱印象違っていたこともあり、当初レコード買った人にしか認知されていなかった。聖子母親すらも本人から知らされるまで気づかなかったほどで、別のレコード会社2社から「歌っている新人歌手自社使いたい」と引き合い電話が来たこともあった。しばらく後に“唄/松田聖子”のクレジット表示されるようになり、本作レコード売り上げ浮上へと繋がった。この経緯から、聖子歌唱力世間認知させる契機になった評される曲である。 本作は「ガラスの林檎」としてリリースされて3週間目でオリコンシングルチャートの1位を獲得1983年8月15日付)した後、一旦ベスト10外まで順位下げるが、CM繰り返し流れB面の「SWEET MEMORIES」の反響で再びじわじわ順位上げていった。両A面シングルとして新しジャケットのものが発売され83年10月20日発売。なお、オリコンシングルチャートでは9月26日付から両A面表記になっている)、10月31日付の同チャート11週ぶりに1位に返り咲いた。さらに、翌11月7日付では次作シングル瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ」が1位に入り本作あわせてシングルチャートの1位と2位独占、9週間にわたり同時にベスト10入りしていた。 最終的に本作は1位は合計2週、ベスト10以内は「ガラスの林檎」として8週、両A面10であったレコード総売り上げオリコン集計85万枚超え聖子シングルとしては1996年の「あなたに逢いたくて〜Missing You〜/明日へと駆け出してゆこう」に次ぐセールス記録している。CBS・ソニー発表ではミリオンセラーとなっている。 なお、タイアップCM自体大きな話題となり、ペンギンのキャラクター人気呼んだためシリーズ化され、後に東宝劇場アニメペンギンズ・メモリー 幸福物語』が製作された。2010年10月23日からオンエアされたサントリー缶コーヒーBOSS ホットシルキーブラック」のCMペンギン回想編」では、聖子自らが実写出演してSWEET MEMORIES」を歌唱し、かつてのペンギンアニメのCM回想させる内容となっている。

※この「タイアップCMの影響」の解説は、「ガラスの林檎/SWEET MEMORIES」の解説の一部です。
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