ソ連以外での派生型・コピー品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 08:50 UTC 版)
「PK (機関銃)」の記事における「ソ連以外での派生型・コピー品」の解説
80式汎用機関銃 中国北方工業公司がPKMをコピー生産したもの。人民解放軍への配備は限定的で、輸出をメインとしている。 86式同軸機銃 80式を基に開発された同軸機銃。中国版PKMT。 73式軽機関銃 北朝鮮によるPKの派生型。弾帯のほか、バナナ形状の箱型弾倉も使用できる。箱型弾倉はレシーバーカバーの上側から挿入される。銃口制退器、照準器、銃身、ガスチューブ、二脚、銃床の形状が独自のデザインとなっている。安全装置の形状やボルトキャリア細部の加工方法はPKとはやや異なる。軽機関銃としては珍しく、小銃擲弾の発射機能を持つ。 82式機関銃 北朝鮮版PKM。ハングル刻印があり、生産しているのは確かだが、特殊部隊向けで広範囲には配備されていないとされる。九州南西海域工作船事件で沈没後、引き上げられた工作船より1丁発見された。 ツァスタバ M84(英語版、クロアチア語版、セルビア語版) セルビア(ユーゴスラビア)のツァスタバ・アームズ社がPKMを基に生産したもの。M53機関銃の後継として制式化された。光学照準器や暗視装置が装着できるマウントが装備され、PK特有の銃床の穴が無くなっている。 ツァスタバ M86 PKMTと同様の同軸機銃用モデル。M-84戦車などに搭載されている。 7.62x54mm アーセナルマシンガンMG-1M ブルガリアのアーセナル社が製造する。構造はPKMを基とするが、銃身に独自の改良が加えられている。 UKM-2000 ポーランド製。7.62x51mm NATO弾を使用可能とするなど、独自の改良がされている。 Mayak KM-7.62 ウクライナのMayak社がPKMを基に生産したもの。基になったPKMより操作性が向上した。Mayak KT-7.62/KTM-7.62 KM-7.62を基に開発された同軸機銃用モデル。
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