ソ連以外における戦歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/07 03:20 UTC 版)
「ML-20 152mm榴弾砲」の記事における「ソ連以外における戦歴」の解説
ナチス・ドイツ軍はバルバロッサ作戦からモスクワの戦いの失敗までの間はソ連軍に対して圧倒的優位を保っており、ドイツ国防軍は兵器の不足を補う意味からも鹵獲した多数のML-20を15.2 cm KH.433/1(r)(ロシア製15.2cm 433/1型榴弾砲)として採用し、152mm砲弾の生産まで行って運用維持に努めた。 フィンランドもドイツが鹵獲したML-20を受領し、152 H 37.として採用したが、フィンランドにはML-20を牽引可能な車輌が無かったため沿岸砲として運用された。戦後もソ連からML-20を受領して運用を続け152 H 88-37に改修し、2007年になってようやく退役した。 この他にもワルシャワ条約機構加盟国や中東・アフリカ諸国、朝鮮民主主義人民共和国、共産党時代のアフガニスタンにも供与され、中東戦争などで運用された。
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