セントシモンズ島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/09 14:03 UTC 版)
「ゴールデンアイルズ」の記事における「セントシモンズ島」の解説
セントシモンズ島はゴールデンアイルズの島の中で最大であり、2010年国勢調査の時点で、恒久的な人口は12,743人だった。F・J・トラス・コーズウェイを通って島に入ることができ、その海浜、水上スポーツ、ボート、釣り、ゴルフ、自然の道、歴史的なランドマーク、ショッピング、レストラン、ナイトライフで人気ある観光地となっている。 セントシモンズ灯台は島の南端にあり、1872年から利用されてきた(さらにその前の1810年に完成した灯台は南北戦争の間に破壊された)。今日、この灯台と博物館が日々一般公開されている。この灯台に隣接して、ネプチューン・パークはそのプールや遊技場が人気があり、レクリエーション、屋外の料理、屋外活動、地域行事に使われている。近くの桟橋も常に観光客や釣り人を惹きつけている。マラリー通りのピア・ビレッジにはブティックや様々なレストランが並んでいる。 このビレッジから遠くない人気あるビーチとして、マッセンゲール・パークと沿岸警備隊基地ビーチがあり、そこには海洋センター博物館がある。沿岸警備隊基地ビーチの近くにはブラッディマーシュ戦場跡がある。ここは1742年、イギリス軍の小さな守備隊が、スペインのかなり大きな部隊を撃退した場所であり、それ以後、フロリダより北へのスペインの侵略を終わらせることになった。 それよりさらに北にはフレデリカ砦の廃墟がある。この砦は、1736年、ジェイムズ・オグルソープ将軍がジョージア植民地を守るために建設したものである,。また広さ600エーカー (2.4 km2) の自然保護地キャノンズポイントには、海岸林、湿地、ハイキング道、またプランテーションの廃墟がある。 セントシモンズ島の住宅は主に一戸建て家屋や集合住宅であり、その多くは観光客の多い時期に貸し出されている。気候が温暖なので屋外活動が年間を通して人気があり、ハイキング、自転車乗り、カヌーとカヤック、パドルボード、沖合と近海の釣り、漂着物収集などが行われている。ゴルフはこの島でも最も人気がある活動であり、11月にはPGAのツアーであるRSMクラシック(元マグラドリー・クラシック)が開催されている。
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