セイマルボロ【セイマルボロ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10797号 |
登録年月日 | 2002年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイマルボロ よみ:セイマルボロ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に赤色一重咲スプレイ系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は濃赤茶色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや細、色は緑、強さ、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、葉の一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着する。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数は少である。管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはやや小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅は狭、外花弁の表面の色は濃赤茶(JHS カラーチャート0708)、裏面の色は黄ピンク(同0703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさは小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「ビーズ」と比較して、外花弁の表面の色が濃赤茶であること、外花弁裏面の色が黄ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、出願者所有の育成系統に赤色一重咲スプレイ系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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