セイマヤ【ｾｲﾏﾔ】（草花類）
| ※登録写真はありません | 登録番号 | 第5405号 |
| 登録年月日 | 1997年 2月 28日 | |
| 農林水産植物の種類 | きく | |
| 登録品種の名称及びその読み | セイマヤ よみ：ｾｲﾏﾔ | |
| 品種登録の有効期限 | 15 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2000年 2月 29日 | |
| 品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
| 品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸７８９番地 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，「チューンフル」にスプレーギクの混合花粉を交配して，選抜，育成されたものであり，花は濃赤茶色のやや小輪で，スプレイ仕立ての切花向き品種である。 草型は直立性，草性は高性，開花時の草丈は高である。茎の太さは6.0～7.9mm，色は褐，強さ及び縦じわは中，稲妻型屈曲は無，節間長は20～29mmである。葉身長は75～99mm，葉幅は50～74mm，基部の形は平，先端部分の形は尖，一次欠刻は0.30～0.69，二次欠刻の程度は中，欠刻底部の形は中間，葉裂片縁部の重なりは平行する，表面の色は緑，裏面の色は淡緑，光沢度及び厚さは中，たく葉の有無は全体的にある，分布状態は主に両側，形は２深裂する，大きさは中である。つぼみの形は平，花の大きさは70～89mm，舌状花の重ねは１.５列まで，舌状花数は20～59である。管状花数は200～399，分布は集中，全長は8.0～8.9mmである。花弁の形は平弁，先端の形は尖る，外花弁の反り方は平，花弁の長さは40～49mm，幅は10.0～14.9mm，外花弁の表面の色は濃赤茶（JHS カラーチャート1308），裏面の色は穏黄橙（同1911），外花弁の角度は上向き，花盤の色は黄緑色である。花たくの形は盛上がったドーム状，総ほうの大きさは20～29mm，総ほう部から花頂部までの高さは30～39mm，花首の長さは80～99mm，季咲きの開花期は秋で，育成地（広島県芦品郡新市町）における自然開花期は11月上旬である。 「コーラルローザ」と比較して，たく葉の形が２深裂すること，花弁先端の形が尖ること，外花弁の表面の色が濃赤茶であること等で，「タイガオーレ」と比較して，葉の基部の形が平であること，葉裂片縁部の重なりが平行すること，花弁先端の形が尖ること，外花弁の表面の色が濃赤茶であること等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，出願者のほ場（広島県芦品郡新市町）において，昭和61年に「チューンフル」にスプレーギクの混合花粉を交配して得られた実生から選抜，育成されたものであり，以後，増殖を行いながら特性調査を継続し，平成４年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである｡ | ||
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