スーパーウェルター級への転向
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「湯場忠志」の記事における「スーパーウェルター級への転向」の解説
2009年1月22日、4階級目となるスーパーウェルター級に階級を上げ、寺田千洋に1回KO勝利を収めて再起を果たした。同年5月19日、スーパーウェルター級8回戦で日本同級7位として日本ミドル級5位・OPBFミドル級12位の中堀智永と戦い、ボディへの一撃で自身初の2戦連続となる1回KO勝利を収めた。11月3日には都城市で行われた都城レオスポーツ主催興行で日本スーパーウェルター級6位・OPBF同級13位としてミドル級を主戦場とする戸高不乱拳大樹とスーパーウェルター級8回戦で対戦し、3回TKO勝利を収めた。 2010年2月22日、OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級8位・日本スーパーウェルター級4位として、OPBF東洋太平洋ミドル級11位・日本ウェルター級6位の渡部あきのりと2年2か月ぶりの再戦をスーパーウェルター級8回戦で行い、初回は攻勢をとりながら2回からはペースを譲る展開となったが、5回に左アッパーから連打をまとめて、この回TKO勝利を収めた。 2010年6月29日、チャーリー太田の持つ日本スーパーウェルター級王座への挑戦者決定戦として行われた同級8回戦で、同2位として6位の西禄朋と対戦。2回にダウンを奪い、この回TKO決着により再起後5連続KO勝利とし、挑戦権を獲得した。 2010年9月4日、WBA世界スーパーウェルター級13位のチャーリー太田が持つ日本スーパーウェルター級王座とOPBF東洋太平洋同級王座に日本1位・OPBF4位として挑戦。8回終了時点の採点はドローであったものの終盤にポイントを失い、プロ45戦目にして初めて12回を戦って0-3の判定負けを喫したが、試合直後に現役続行の意思を表明した。 2011年5月19日、チャーリー太田との再戦では、チャーリーの持つOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座と日本スーパーウェルター級王座に挑戦。2度の公開採点ではいずれも優勢であったが、9回にタオル投入によるTKO負けを喫して日本王座の獲得に失敗し日本王座4階級制覇にも失敗、OPBF王座の獲得にも失敗した、この試合でも顎を骨折。沼田・渡部戦に次ぐ3度目の骨折だった。その後ミドル級へ転向した。
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