スペシウムゼペリオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:43 UTC 版)
「ウルトラマンオーブ」の記事における「スペシウムゼペリオン」の解説
スペリオン光線 技名を叫び、右腕・左腕の順番に両腕をL字に広げてスペシウムエネルギーとティガの光を融合させて貯めた後、十字に組み直して放つ必殺光線。発射時は前面に光の輪が展開する。ポーズを省略して即座に放つこともあるほか、第4話では火球と化したマガパンドンに対して高速移動による分身を作りながら放っている。マガバッサー、マガグランドキング、マガパンドン、ホーを倒した。序盤から何らかの手段で遮断・無力化されることが多いが、マガグランドキング戦とマガパンドン戦では、各々の防御手段を崩したうえで決め技として用いられた。第14話ではギャラクトロンに捕らわれたナオミを案じ、ギャラクトロンの頭や胴体ではなく足を狙って放ったが、防がれている。 スペリオン光輪 スペリオン光線を円盤カッター状にしたもので、ティガのゼペリオン光線のように両腕を広げてエネルギーを貯めてから放つ。複数を同時に投げたり、身丈以上に巨大化させて放つことも可能。第1話ではマガバッサーに回避されてビルに命中しそうになったところを高速移動で追いかけて掴み、もう一度投げている。また、第3話ではマガジャッパの臭気にへっぴり腰で投げてしまったこともあった。第16話では技名を叫んでいる。なお、それなりの頻度で使われている技だが第1話を除き1度も相手に通用していない。企画段階では主要技として前面に押し出す予定であったが、メインライターの中野貴雄はテレビでは効果的な演出を見せることが難しかったと述べている。この未練から、劇場版のオーブトリニティでは切断技を多用している。 スペリオンシールド 両腕から発生させる相手の光線を防ぐエネルギー波のバリア。第2話や最終話では、マガ穿孔に対抗するため鏡面を作り出した。 オーブ水流 両手を合わせて大量の水を噴射する。第4話では火球と化したマガパンドンに対して放たれたが、熱波によって無効化されている。 シャットダウンプロテクト 技名を叫び、ウルトラマンのウルトラエアキャッチのような光線で怪獣の動きを止め、巨大な球体状のシールドを作り出して中に怪獣を隔離し、空中に持ち上げて動きを制限する。第8話でグビラを海へ返すために使用。 透視能力 両目から放射する光線で、敵の体内を透視したり、隠れた敵を発見する。
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