スィデラシア連合王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 23:02 UTC 版)
「クジラの子らは砂上に歌う」の記事における「スィデラシア連合王国」の解説
ロハリト・ノ・アモンロギア 声 - KENN 17才。砂の海を渡航して「泥クジラ」に訪れた異国の少年。フルネームは「ロハリト・アナステナグモス・ネイエ=イミスキン・エマリカ・アンティパトロス・ノ・アモンロギア」。ギンシュに「ロハリン」と渾名を付けられた。 アモンロギア家の末子、四男。コミックス第5巻の第17節「遠来の旅人」(アニメ版の第十節「新しい旅に出るわ」)で船の遭難により部下を引き連れて泥クジラに上陸し、紆余曲折の末に仲間として迎え入れられた。帝国とは別の国「スィデラシア連合王国」アモンロギア公領の領主アモンロギア公爵の息子である。一人称は「余」。チャクロを「地味〜モンキー」、リコスを「褐色女」、スオウを「オトボケザル」と呼ぶ。一見、周囲には我が儘なだけに映るが、時の塔で出会った王子の魂や彼の失われた王国に心を痛める優しさも持ち合わせている。継ぐべき爵位も土地もないため、スィデラシア国王の家臣として戦地に赴くことになっていた。父や兄に従わされているが、心は「泥クジラ」の一員となっている。父や兄に虐げられながらも慕い、オルカ率いる帝国軍と戦う。激戦を経て父や兄と和解し、泥クジラに戻り彼らの新天地の旅を見届けるべく旅立つ。 ハスムリト 声 - 貫井柚佳 17才。ロハリトの側近。ロハリトとは乳兄弟だが、いつもおもちゃにされている。外見はとても幼く見える。 ガンヴァ 声 - 綿貫竜之介 ロハリトの側近。ハスムリトの祖父。自警団に囲まれた際にロハリトの家臣である自分たちが助かるため、主君であるロハリトに降伏して貰った。 ディクティス ロハリトの次兄。自身の乱れが国の乱れに繋がると称し、髪を守れと部下に命じるほど髪の毛を大切にしている。サイミアを軽んじており、オルカに技術の優劣をサイミアで覆されて愕然となる。祖国を訪れたスオウを女性と誤認し、出会い頭に求婚を申し込むほど惚れ込んでいた。後に彼が男だと知ってもたびたびそのことを嘆いている。 アディヒラス ロハリトの長兄。可愛いものが好き。 パラメソス ロハリトのすぐ上の兄。傲慢な性格。 アモンロギア公ダクティラ ロハリトの父親であり、アモンロギア公領の統率者。泥クジラの民を蔑むが、同時に抗いがたい魅惑を備えた魔性のものとして恐れている。泥クジラの民が移住する条件として泥クジラの譲渡と、自身が魔法使いと呼ぶ“印”をスィデラシア国王に献上することを要求し、印を守ろうとするスオウと激しく対立する。帝国の襲撃を受け、半狂乱に陥る。オルカに隠していたアモンロギア家の秘密を暴かれ、自分たちが土着の王族から奪ったヌース(キマ)を保持し続けようと抗う。身を挺して自身を守ったロハリトの姿に過ちを悟り、和解した。 フテルナ 声 - 朝井彩加 ロハリトの護衛の一人。大柄で力が強く、サイミアなしではギンシュでも全く歯が立たない。 フォニ ロハリトの護衛の一人。フテルナの妹。惚れた男をすぐに理想化する姉の悪いクセを心配している。 ドディ アモンロギアの技師。語尾に「なの」をつける癖があるため、ネズからは「ナノ」と呼ばれていた。
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