ジェド・バートレット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 17:43 UTC 版)
「ザ・ホワイトハウス」の記事における「ジェド・バートレット」の解説
“ジェド”ジョサイア・エドワード・バートレット (Josiah Edward "Jed" Bartlet) 演 - マーティン・シーン、日本語吹替 - 小林薫(シーズン1-4)→小林尚臣(シーズン5) ノートルダム大学に神父になるために入学したが、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済学の修士号と博士号を取得、ダートマス大学で教鞭を執る。ノーベル経済学賞受賞。下院議員を三期務め、ニューハンプシャー州知事を2期務めた。1998年のアメリカ大統領選挙に出馬。 選挙では決して本命視されておらず、後に第1次バートレット政権で副大統領を務めるホインズ(当時、上院議員)の方が有力であったが、レオを始めとするスタッフ、家族の協力で選挙を勝ち抜き、民主党の予備選挙に勝利し民主党の指名を受諾、本選挙では得票数が過半数に達しなかったが、共和党に勝ち、アメリカ合衆国大統領に就任した。 典型的なアイルランド系アメリカ人のカトリック教徒でラテン語が上手。感謝祭では毎年ラテン語のスピーチをする。ユーモアセンスは抜群(?)で正義感が強く、曲がったことが大嫌いだが、気さくな性格で周囲をなごませる。ただ、時折、彼の豊富な知識から繰り出される時間的に長い「うんちく」は周囲の悩みの種である。国立公園マニアでアメリカの全ての国立公園を訪れたことをジョシュやチャーリーに自慢していた。首席補佐官のレオとは30数年の長い付き合い。後のエピソードの核となる持病がある。 シーズン4のエピソードで末娘誘拐事件が発生(シーズン1で警護が付くのを嫌がるゾーイに語ったことが現実化した)。自身の誤った大統領令を防ぐ為合衆国憲法修正25条(大統領権限の一時的委譲)に依り、同シーズンで辞任したジョン・ホインズ副大統領に代わり大統領継承権第2位のグレナレン・ウォーケン下院議長(共和党)に大統領職を事件解決まで大統領権限を委譲する。 俳優マーティン・シーンは、トップ俳優でありながら長くヒット作品がなかったため、本作品で演じた大統領役を俳優人生最高の経験と語っている。シーン自身リベラルな民主党支持者であり、アメリカではこのドラマとの関係からよく応援演説に招待される。シークレットサービスには「イーグル(大統領旗の紋章)」と呼ばれている。
※この「ジェド・バートレット」の解説は、「ザ・ホワイトハウス」の解説の一部です。
「ジェド・バートレット」を含む「ザ・ホワイトハウス」の記事については、「ザ・ホワイトハウス」の概要を参照ください。
- ジェド・バートレットのページへのリンク