しんらん【親鸞】
読み方:しんらん
[1173〜1263]鎌倉初期の僧。浄土真宗の開祖。日野有範(ひのありのり)の子。比叡山で天台宗などを学び、29歳のとき法然に師事し、他力教に帰した。師の法難に連座して越後に流され、ここで恵信尼と結婚し、善鸞と覚信尼をもうけた。のち、許されて常陸(ひたち)・信濃(しなの)・下野(しもつけ)などを教化(きょうけ)し、浄土真宗を開き、阿弥陀による万人救済を説いた。著「教行信証」「愚禿鈔」など。諡号(しごう)は見真大師。→御正忌(ごしょうき)
→大遠忌(だいおんき)
丹羽文雄の長編小説。昭和40年(1965)から昭和44年(1969)にかけて、「産経新聞」に連載。単行本は昭和44年(1969)、全5冊で刊行。本作の功労により、著者は昭和45年(1970)の第4回仏教伝道文化賞を受賞した。
五木寛之の歴史小説。
の若き日を描く。平成22年(2010)、上下2冊で刊行。第64回毎日出版文化賞特別賞受賞。のちに、中年期を描いた第2部、晩年までの活躍を描いた第3部を発表。
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