シャーリーン以降のバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/19 21:24 UTC 版)
「愛はかげろうのように」の記事における「シャーリーン以降のバージョン」の解説
「I've never been to me」は、シャーリーンの歌唱版がヒットした後も数多くの歌手によってカバーされた。英語以外でも、スペイン語、ドイツ語、スウェーデン語、日本語、韓国語、中国語、広東語等に訳されており、スペイン語版はシャーリーン本人が歌っている(中国語圏のカバーに関しては中国語Wikipediaを参照)。 テンプテーションズは1982年のアルバム「Reunion」でこの歌を男性視点の歌詞に修正してカバーしている。 ハワード・キールはアルバム「Yesterday, Today and Tomorrow」でこの歌を男性視点の歌詞に修正して歌っている。また1985年から2002年までのコンサートでは決まってこの歌を歌った。 オランダの歌手パトリシア・パーイ (en:Patricia Paay)は、映画「プリシラ」のオープニング曲として歌った「I've never been to me」を、1995年の英語のアルバム「Time of My Life」に収録している。 ネッズ・アトミック・ダストビンは、1994年のアルバム「0.522」にこの歌を収録している。 台湾のアイドルグループS.H.Eは、2002年のアルバム「青春株式會社」にこの歌を英語で歌い収録している。 チェコの歌手カレル・ゴット (en:Karel Gott)は、1983年のアルバム「a to mám rád」にこの歌のチェコ語版「Já Slyšel O Ráji」を収録している。 フィンランドの歌手セイヤ・シモラ (fi:Seija Simola)は、1984年にこの歌をシングルで発売している。 ドイツの歌手マリー・ロース (de:Mary Roos)は、上記のようにミヒャエル・クンツェのドイツ語詞によるカバーを歌っている。 スウェーデンの歌手キッキ・ダーニエルソン (en:Kikki Danielsson)は、1983年のアルバム「Singles Bar」にこの歌のスウェーデン語版カバーを収録している。 ヴィヴィアン・チョウ(周慧敏)は広東語でこの歌をカバーした「孤單的心痛」を歌っている。 テレサ・テンはこの歌を中国語と英語の両方でカバーしている。 韓国の女性デュオAs Oneは1999年のアルバム「Day by day」にこの歌の韓国語版カバーを収録している。 日本では小柳ゆき、岩崎宏美、原田真純、小室みつ子などが歌っている。中でも椎名恵による1986年の日本語カバー曲「LOVE IS ALL 〜愛を聴かせて〜」がよく知られている。 歌詞の内容は、老境にさしかかった孤独な女性が、親を呪い己の不幸を嘆く若い女性にむけて、真実とは何かを教えている。自分はあちこちを旅し、快楽も貪り悪いこともやったけど、愛に恵まれず、子どもをおろしてしまった。でも、真実とは、愛であり、愛を貫くことのできなかった私は、私自身に出会うこともできなかった、と。この内容と関係あるかどうか不明だが、一時期、ポーラの化粧品やパナソニックのハンディービデオカメラ「愛情サイズ」など、若い母親向けのCMに使われたことがある。
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