シャーシ構造の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 01:04 UTC 版)
「Bトレインショーティー」の記事における「シャーシ構造の変化」の解説
シャーシの構造は、時期を追うごとに以下のように変化している。 通常版パート1-3、私鉄製品の江ノ電、相鉄、東急、京急の各第1弾は2軸。ただし江ノ電は連接台車を装備。 通常版パート4・5、KIOSK特別編パート1、ベストリピートパート1、私鉄製品の江ノ電、相鉄、京急の各第2弾は車輪がフランジ付きとなる。 2003年11月23日(ベストリピートパート2)以降発売の製品は機関車、エクスプレスシリーズ、江ノ電、路面電車を除き4軸となり、「HG(ハイグレード)フレーム」と呼ばれるリアルな構造になった。 2007年10月発売の新パート1からは、「New HG(ハイグレード)フレーム」に変更となり更に組み立てやすくなった。また、シャーシの組み立て順序をさほど気にする必要も無くなった。しかし、価格も税込み価格で105円ほど上昇した。 2011年12月発売の路面電車セットでは台車とカプラー部を分離した「SHGフレーム」を採用、2012年10月頃から他の商品も「SHGフレーム」に変更される。2013年10月からはカプラーがポケット式となった「改良SHGフレーム」となった。 2013年12月発売の鹿島臨海鉄道6000形で床板と台車が一体構造の「SGフレーム」が採用された。組み立てが簡単になったほか、ディスプレイ時のリアルさを追求するためにフランジ幅が縮小され、2014年2月以降の商品ではマグネットカプラーも廃止された。 2015年8月発売の大井川鐵道きかんしゃトーマス客車からは、「New SGフレーム」に変更された。後述の走行台車[T]改の発売に伴いNゲージ化用シャーシが廃止され、これまで独立したパーツとして封入されていた車輪がランナーつきのパーツとなり、リム部・輪心・ボス部の表現が省略された。 2016年6月発売のED79形(ED75形)からは、機関車のみ「SG LOCOフレーム」が採用された。従来の機関車用2軸シャーシから、台車レリーフを用いる4軸タイプとなり、形状がリアルになった。後述の走行台車[F]に対応しており、その際の動力ユニットは別車両からの牽引もしくは推進という形になる。 レギュラーシリーズもパート1-16までは定価420円だったが、新パート1から台車が改善されたため、定価が525円となっている。更にベストリピートパート8からは定価が630円と登場時の約1.5倍に、2015年からは1両800円~1200円台へ大幅に値上がりした。 シャーシの構造。左上:初期製品右上:フランジ付き車輪装備左下:小形車両用台車右下:New HGフレーム 最新のシャーシの構造。左:HGフレーム中:SHGフレーム右:SGフレーム 江ノ電で用いられる連接台車(旧型)。
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