サンバーブ【サンバーブ】(観賞樹)
登録番号 | 第12134号 | |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | サンバーブ よみ:サンバーブ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フランコ ロージズ ニュージーランド社 | |
品種登録者の住所 | ニュージーランド ホエニュアパイ 1250 ワイマリー ロード 38B | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フランク バート シューマン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「サンティンク」に「サンデル」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色で波状弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、裏面の色は明赤紫(同9506)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは波状弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は30~34、一茎の花数は2~5、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「ジャックロクサ」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1996年に出願者の温室(ニュージーランド)において、「サンティンク」に「サンデル」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- サンバーブのページへのリンク