サンデル【サンデル】(観賞樹)
登録番号 | 第6190号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | サンデル よみ:サンデル | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フランコ ロージズ ニュージーランド社 | |
品種登録者の住所 | ニュージーランド ホエニュアパイ 38 B ワイマリー ロード | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フランク バート シューマン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種に「オーシャニー」を交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲き,花は鮮紫ピンク色で剣弁,整形咲き,かなり微香の中輪となる切り花向きの品種である。 樹形はやや直立性,株立は普通,樹高はやや高性である。開花枝の太さはやや太,新しょうの色は淡緑,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅はやや広,色は淡緑,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の枚数は5枚以下,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢よりやや弱,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲き,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲き,花の大きさは中輪,高さは中位,花弁表側及び裏側の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さは厚,硬さは硬,数は25~29枚である。花の香りはかなり微香,開花時期は普通である。 「マダム・ヴィオーレ」と比較して,とげの数が幹の部分,花枝の基部及び中央部で多いこと,花弁表側の色が鮮紫ピンクであること,花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者の温室(ニュージーランド)において,無名実生種に「オーシャニー」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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