サンティンク【サンティンク】(観賞樹)
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登録番号 | 第5531号 |
登録年月日 | 1997年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | サンティンク よみ:サンティンク |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 21日 | |
品種登録者の名称 | 第一園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区渋谷一丁目1番4号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フランクバートシューマン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ホワイト ドリーム」に「インターライエン(エベリン)」を交配して育成されたものであり,花房の形は房咲( 6輪以上),花はピンク色で半剣弁,整形咲,微香のやや小輪花となる切花向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高はやや矮性である。開花枝の太さは中,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅はやや狭,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の枚数は 7枚,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は有,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は房咲( 6輪以上),蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさはやや小輪,高さはやや低,花弁表側の色はピンク(JHS カラーチャート0403),裏側の色は弁先が淡ピンク(同0102),弁央から弁底が鮮紫ピンク(同9705)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さはやや薄,硬さはやや柔,数は30~34枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「セルカリ」と比較して,花弁表側の色がピンクであること,裏側の色が弁先は淡ピンクで弁央から弁底が鮮紫ピンクであること,花弁の形が半剣弁であること,花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者の温室(ニュージーランド)において,1987年に「ホワイト ドリーム」に「インターライエン」を交配し,その実生の中から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年に諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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