サンパピ【サンパピ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11136号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ペチュニア | |
登録品種の名称及びその読み | サンパピ よみ:サンパピ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | サントリーフラワーズ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区麹町五丁目7番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮崎潔 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「スーパーカスケードピンク」にブラジル連邦共和国から導入した野生種を交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色で中輪の鉢物及び花壇向きの品種である。草型はつる性ほふく型、草丈は低である。茎長は極高、太さはやや太、色は無、毛の多少は中、第1次分枝数は極多、第2次分枝数はやや少、節間長はやや長である。葉形は楕円形、着葉角度は水平、葉長は短、葉幅及び葉の上面の色は中、ふ入り葉は無、葉の厚さは薄、毛の多少は中である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は広、花径は中輪、複色の有無は無、単色花の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9205)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は淡黄緑(同3102)の地色に茶(同1614)のすじが入る、花筒部外面の色は黄白(同1901)の地色に黄緑(同3311)のすじが入る、花弁先端部の形は中、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度及びがくの形状は中、雌ずいの形は細、雄ずいの形は中、雌雄ずいの位置は凹、雄ずいの数及び花柄の長さは中、太さはやや細である。「レボリューション・パステルピンク」と比較して、花筒部外面の色が黄白の地色に黄緑のすじが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年にサントリー株式会社の温室(山梨県北巨摩郡白州町)において、「スーパーカスケードピンク」にブラジル連邦共和国から導入した野生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら、8年から同社温室(滋賀県八日市市)において特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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