サンビコ【サンビコ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6767号 |
登録年月日 | 1998年 10月 6日 | |
農林水産植物の種類 | くんしらん | |
登録品種の名称及びその読み | サンビコ よみ:サンビコ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 10月 9日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | サー ピーター スミサーズ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者が導入した系統どうしを交配して育成されたものであり,花は花披片上部の中央部が淡黄色で周縁部が黄白色,下部は中央部が浅橙黄色で周縁部が黄白色の大輪で,鉢物向きの品種である。 草丈は極高,草姿は半直立性,株基部の太さは中,葉の重なりはやや整一,枚数は多である。葉の全体の形は披針形,先端の形は鋭形,表面の凹凸は中,しわの有無は無,湾曲は弱,葉長は極長,幅は狭,厚さは薄,表面の色は暗緑(JHS カラーチャート3708),斑の有無は無である。花房の縦径及び横径は大,花の向きは混在,小花の形は漏斗形,花径は大,つぼみの色は浅黄緑(同3103),花披片外側及び内側の上部の色は中央部が淡黄(同2503)で周縁部が黄白(同2502),下部の色は中央部が浅橙黄(同2203)で周縁部が黄白(同2502),外花披片全体の形は長楕円形,内花披片全体の形は倒卵形,花披片の重なりはやや重なる,外花披片の長さは長,幅は中,内花披片の長さは長,幅は広,数は中である。雄ずいの色は淡黄,子房の着色は無,小花柄の太さは太,長さは長,色は緑,花の香りは有,1株当たりの花茎数は中である。開花期は晩である。 在来の黄花クンシランと比較して,葉の全体の形が披針形であること,花房及び花径が大きいこと,花披片内側の上部の色が淡黄及び黄白であること,花披片の幅が広いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1971年に育成者の温室(スイス連邦共和国)において,育成者が導入した系統どうしを交配し,1976年にその実生の開花株の中から選抜,以後,組織培養で増殖を行いながら特性の調査を継続し,1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ビコ イエロー」であった。 |
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