サンタンヌ・ペ・バ奇襲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > サンタンヌ・ペ・バ奇襲の意味・解説 

サンタンヌ・ペ・バ奇襲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 17:56 UTC 版)

セントジョン川方面作戦」の記事における「サンタンヌ・ペ・バ奇襲」の解説

モンクトンはサンタンヌ・ペ・バに長く滞在することはなかった、冬が間近に迫っていたからである。氷結した川に行く手を阻まれるのを恐れて、モージェヴィユに向かいフレデリック砦に戻ってから、ハリファックス30世帯アカディア人捕虜として連行したハリファクス砦の駐屯隊長には、少佐ロバート・モリス就任した。 約3箇月後の1759年2月モンクトンかんじきを履かせたレンジャーたちを分遣し、サンタンヌポワンに向かわせた。2月18日、サンタンヌ・ペ・バに到着したヘイゼンと約15人のレンジャーは、集落のものを略奪してから火をつけ、147家屋建物焼いた2つ集会所(マスハウス)や、すべての納屋家畜小屋焼かれ大規模な倉庫にも火がつけられて、蓄えてあった干し草小麦エンドウ豆大麦などが燃やされ212頭の馬と5頭の牛、多くの豚などが殺された。また教会焼かれた。(この教会フレデリクトンの旧政庁のすぐ西の位置にあった)。 また、レンジャーたちもインディアン同様に、6人のアカディア人捕虜頭皮剥いだアカディア人生存者のジョゼフ・ゴダン=ベルフォンテーヌの手記には、ゴダン=ベルフォンテーヌ自身レンジャーたちに拘束され目の前で家族惨殺されと書かれているゴダン=ベルフォンテーヌの証言には、他にも裏付けとなる一次出典がある。フランス軍が、インディアン兵を雇ってイギリス兵の頭皮を剥がせる一方でイギリス軍はアメリカン・レンジャーズに「インディアンの」頭皮を剥がせた。この当時英仏双方連隊辺境での戦い熟練しておらず、一方インディアンレンジャー熟練していた。イギリス軍士官コーンウォリスアマーストは、レンジャーミクマク族戦術危機感抱いていた。この当時アカディア人による頭皮狩り沿海諸州だけに見られた。ニューイングランド兵も、一時期沿海諸州でインディアン頭皮剥いだが、イギリス軍は、ロワイヤル島のフランス軍がしていたようなヨーロッパ人の子孫の頭皮剥ぐことを認めなくなっていた。 1759年5月18日何人かの兵が、フレデリック砦の外へ釣りに出かけた際、インディアン兵の攻撃を受け、兵たちは城塞の中へと逃げ込んだが、1人逃げ遅れて連れ去られた。6月15日にも、他の兵たちが、川釣りに出かけたところをアカディア人インディアン待ち伏せされた。双方競り合っている間、砦の範囲内スループから砲撃が行われ、一方で砦からも砲撃があった。兵たちの1人殺され頭皮剥がれもう一人重傷負った。他の兵たちがアカディア人たちを追跡したが、見つからなかった。 フレデリック砦の指揮官は、アカディア集落壊滅したことを確信できず、1759年7月から9月の間に、少なくとも3つの分遣隊が、セントジョン川の上流のサンタンヌ送られた。兵たちは道すがらアカディア人何人捕まえ、家を焼き作物台無しにし、そして家畜惨殺した。9月には90人以上の部隊派遣された。オロモクト川に沿った現在のフレンチ・レイクで、分遣隊アカディア人激し抵抗遭いレンジャーが7人これで戦死した

※この「サンタンヌ・ペ・バ奇襲」の解説は、「セントジョン川方面作戦」の解説の一部です。
「サンタンヌ・ペ・バ奇襲」を含む「セントジョン川方面作戦」の記事については、「セントジョン川方面作戦」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「サンタンヌ・ペ・バ奇襲」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サンタンヌ・ペ・バ奇襲」の関連用語

サンタンヌ・ペ・バ奇襲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サンタンヌ・ペ・バ奇襲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのセントジョン川方面作戦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS