サタデーナイト・スペシャル

航空軍事用語辞典++

【サタデーナイトスペシャル】(さたでーないとすぺしゃる)

saturday night special.
アメリカで販売されている、低所得者向けの小型拳銃の事。
ジャンクガン(junk gun)とも呼ばれる。
土曜日の夜に仕事(殺人・強盗)または、護身用に使用されるような物という意。

粗製・安物なため耐久性や安全面での欠点はあるものの、小型で隠し持つことが容易であるという利点があり、低所得者層などが『自衛用』として購入するケースも多く、一定の需要がある。
しかし、実際には自衛ではなく、『酔客同士の場末のけんか』などに使われてしまうことも少なくない。
また、高所得者層でも防犯にあまり金を掛けたくない人間が購入することもある。

主に、.22ロングライフル弾や.25ACP弾、.32ACP弾といった比較的小型の実包を使用する。

代表的な銃

• ローム RG14
  
• レイヴン MP-25
• プレシジョン・スモールアームズ PSA-25
• チャーターアームズ ブルドック
  

ウィキペディア

サタデーナイトスペシャル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/29 08:25 UTC 版)

サタデーナイトスペシャル (英: Saturday Night Special) とは、アメリカやカナダなどにおいて低品質で安価な小型拳銃に対する俗称である。呼称の由来は、1960年代のアメリカで安価な拳銃による負傷者が続出した時期があり、それが土曜夜に集中していたことを医師たちが「土曜の夜は大混雑だ」と揶揄したことからだという。