コロナ禍が番組に与えた影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 04:22 UTC 版)
「関口宏のもう一度!近現代史」の記事における「コロナ禍が番組に与えた影響」の解説
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて緊急事態宣言が2020年4月7日から5月24日までの49日間(東京都の場合)にわたって発出されていた。このため、番組出演者、スタッフが一堂に会することが出来なくなり(強制力はなく“自粛”による)、番組の制作・収録は停止状態に及んだ。ちょうど、2020年4月4日の時点で第24回「明治45年」の放送を終えていて、予定されていた「明治時代とは…特別編」(前・後2回)の後に、さらにテーマごとに角度を変えて絞り込み、放送済みの回を再編集した“明治総集編”(2020年4月25日から2020年6月13日まで8回分)の放送を続けることによって、番組存続にかかる“危機” を凌いでいる。 さらに、新型コロナウイルスの影響による“自粛”は続けられ、大正時代の放送回は、関口宏・保阪正康がそれぞれリモート(オンライン)で出演して会話する形で収録され、開始された.。従前、関口・保阪の二人が同じ机を取り囲んで対面(90°で交差する角度で)していた場合に、両者の間に置かれたイーゼルスタンド上にあった、歴史事象を要点化・図式化して表したフリップボードにあたるもの(デジタル画)が、画面中央にはめ込まれて表示され、映像・動画よりも多用されている点などに、制作スタッフのテレワークによる業績の跡が特徴的にうかがえる。司会者二人のリモート形式による出演は、第38回「大正6年」(2020年7月11日放送)まで行われた。 その後、感染予防対策が講じられて、元のスタジオ(書斎セット風)内で、関口・保阪の対面での放送収録が再開されることとなった。両者の間に、十分な間隔を取った上で飛沫感染予防用の大型透明パーテーション(間仕切り)が設置されており、以降の放送において最終回まで続けられた。
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