コロナ環境下のハムスター買い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 03:44 UTC 版)
「ハムスター買い」の記事における「コロナ環境下のハムスター買い」の解説
この言葉が世界的に注目されるようになったのは、2020年3月の欧州のロックダウンが始まった頃からである。 ドイツではトイレットペーパーや食料が品薄になり、買いだめを意味する「Hamsterkäufe」というドイツ語が、突如ニュース上での頻出単語となった。 また、コロナショックは世界規模で起こっていたため、他の国でも同様のことが見られた。 その中で、オランダの大臣が「食べ物を溜め込まないように」と警告し、それを手話通訳者がハムスターのようなジェスチャーで表現したことから広く知られるようになった。 フィンランドでもトイレットペーパー・アルコール手指消毒剤・パスタ・トマトソースなどが一時期ハムスター買いで品薄になったものの、一週間後には「これからは物資が不足することはないので、ハムスター買いをして他者の分まで買い占めようとしないでください」という声明が出されている。 また、2020年には英国のThe Economistが発行する1843誌に掲載された「Do you speak corona? A guide to covid-19 slang」にもその名が用いられた。 Morning Brewの中で「ハムスター買い」という言葉は、ドイツの食料品店がコロナ禍においてハムスター買いの波を受けていることからできた言葉だと分析されている。
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