コメディアン/俳優
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「Bro.TOM」の記事における「コメディアン/俳優」の解説
1980年、当時所属していたバンドメンバーから「バンドの宣伝になるから」と日本テレビの『お笑いスター誕生!!』にコンビでの出演を誘われる。数日間2人でコントの練習を重ねたが当日になって相方が出場を拒否したため、1人での出演となった。同年8月23日に小柳トムの名で出演し、警察官「小柳巡査」を演じる『お巡りさんコント』を披露。その後10週勝ち抜き、同番組5人目のグランプリとなり、コメディアンとしての活動を始めた。 ちなみに当時警官をネタでイジるのはテレビ業界でも御法度とも言われたが、出場後街で実際の警官に会うと好意的に接してくれたという。またこの頃、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の巻末解説も「お巡りさんコントの人」として執筆している(17巻)。 先述の通りバンドの宣伝や将来音楽の道に進むための足がかりとして出演していたため、『お笑いスタ誕』では好き勝手にネタをやっていた。3度目の挑戦の際、10週目にどうしてもやりたいテーマだった空港建設に関する「成田闘争」をモチーフにしたネタをやり、グランプリを獲得。ちなみにその後所属バンドに戻ろうとしたが、知らぬ間に解散していたという。 80年代後半には新宿御苑の「昆」という店で近藤伸明(Bro.KONE)と酒を飲み、ダンスを踊っているのを、 萩原健一と倍賞美津子が見ていたという。なお、新作コントを月一本のペースで作りネタを書いた台本を共演者やお笑いタレントに見せて笑わせており、2002年と2003年にはコントライブ「小柳トムの吉田」、「たった一人で出来ること」を開催している。 俳優としては、性格俳優として映画「俺はおまわり君」(1981)から「密告は歌う」(2021,WOWWOWプライム」まで多くの作品に出演している。
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