コマツ・ランド・システムズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 20:07 UTC 版)
傾向 コマツ社製のVTはバランサー性能がありたいへん乗りやすいのだが、基本形のディサイダーおよびプロミネンスが既に絶妙なバランスの上に完成した機体であったため、急遽改造して作られた派生形は調整不足でバランサー性能がかなり落ちる。対VT戦の決定打となるリニアレールガンを他社に先んじて実用化することに成功するも、同時期に研究が進められていた他社製のレールガンと比較すると、威力・射程とも劣る。 ディサイダーシリーズ ディサイダー 一-中-標準 WMのファルシオンと環太平洋機構の制式機体を最後まで争った機体で、最終的にはトータルバランスからこちらが採用された。近接格闘兵装プラズマトーチが使えるほか、特に315mm二連ライフル砲が強力で、紛争初期は無類の強さを誇った。後方に向けて放射状に広がる4枚の羽根状のシールドが特徴的。 ディサイダー ボルキャニック(大)一-中-支援 曲射榴弾砲による支援砲撃の有効性をふまえ、急遽既存のディサイダーを改修することで用意された支援型VT。しかし、極端なバランサー性能低下、他兵装の弱体化など、支払った代償は大きく、それと引き換えに搭載可能な曲射榴弾砲も炸裂範囲が決して広くない。 プロミネンスシリーズ プロミネンス M1 二-中-標準 ディサイダーの思想と乗り心地をそのまま受け継いだ万能型VT。無印鉄騎ではM08以降、追加でレールガンおよび増加装甲を装備できる改修型M1-Bが運用されているが、あくまでそれは限定的な例外であり、多くの戦場では通常のM1が使われている。二連ライフル、速射ライフルなどが装備でき、プラズマトーチも搭載できるため中距離から至近距離までの戦闘能力がとくに高い。 プロミネンス M2(敵・大)二-中-標準 コマツ社独自開発のレールガンと、マルチミサイルポッド内蔵の増加装甲を固定兵装として装備したVT。ただし、その両方を固定兵装として装備しているため、その他の装備に回す余裕はほとんどない。増加装甲は任意でパージすることができ、旋回性能やバランスの向上を図れるものの、マルチミサイルが使えなくなってしまう。 プロミネンス M3(大)二-中-標準 レールガンとマルチミサイルを運用するにあたって、設計を大幅に見直した機体。M2で失った優位性を取り戻し、なお余りあるパワーアップを遂げている。
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