コブチソプラノ【コブチソプラノ】(草花類)
登録番号 | 第13467号 | |
登録年月日 | 2005年 10月 24日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | コブチソプラノ よみ:コブチソプラノ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 三原健吾 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「コブチローラ」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は黄白色の盛咲で、中輪の切花向きの品種である。草姿は直立、開花時草丈はやや高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さ及び折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に上部、節間長は中、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は黄白(JHS カラーチャート2902)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数は多、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや早生、がく割れの難易性は難である。「ヒルバビット」と比較して、花弁の鋸歯が浅いこと、鋸歯の数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、「コブチローラ」に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- コブチソプラノのページへのリンク