コブチラフィーティニー【コブチラフィーティニー】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第13699号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | ダイアンサス | |
登録品種の名称及びその読み | コブチラフィーティニー よみ:コブチラフィーティニー |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | イスラエル国立農業研究所ボルカニセンター | |
品種登録者の住所 | イスラエル国 ベット-ダガン ボルカニセンター | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ナクディモン ウメイル、アミル ハギラディ、ナタリー レスニック | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は赤紫の地色に鮮紫ピンク色の覆輪が入る盛咲で、かなり小輪の1花茎当たりの花数が多、花柄当たりの最多花数がやや多の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は高、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは中、折れの難易は難、色は濃緑、ろう質の有無は少、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中上部、節間長は中、最長節間の位置は第7節以上である。茎中央部の葉全体の形は披針形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉色は濃緑、ろう質は少である。つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はかなり小、表面の地色は赤紫ピンク(JHS カラーチャート9508)、複色模様色は鮮紫ピンク(同9204)、裏面の色は淡紫ピンク(同9502)、色彩模様は覆輪、複色割合は少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さは短、幅は狭、数は少、ほう葉の形はⅢ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数は多、花柄当たりの最多花数はやや多、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。「アヤコ」及び「コブチソネセーラー」と比較して、花の重ねが八重であること、花柄当たりの最多花数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1997年に出願者の農場(イスラエル国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2001年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ラフィーネ ティニー」であった。 |
- コブチラフィーティニーのページへのリンク