コブチローラ【コブチローラ】(草花類)
登録番号 | 第5083号 | |
登録年月日 | 1996年 6月 13日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | コブチローラ よみ:コブチローラ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 6月 14日 | |
品種登録者の名称 | 中曽根和雄、株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 長野県更級郡上山田町大字力石68、東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中曽根和雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の育成系統どうしを交配して選抜,育成されたものであり,花が八重の盛咲で,紫ピンクの一茎多花の小輪花である。 草型は立性,草丈は高である。茎の太さは中,長さは41~50cm,節間長は6~7cm,最長節間の位置は第3節,節数は19節以上,色は濃緑,ろう質の有無は多,硬さは硬である。葉長(第5葉)は9~11cm,幅は0.7cm以下,葉色は濃緑,葉巻き程度は中,葉のろう質の有無は多である。花房の形は一茎多花,つぼみの形は円柱形,一重・八重の別は八重,花型は盛咲,大きさは5~6cm,花色分類は単色,花色は紫ピンク(JHS カラーチャート9503)である。花弁の形は丸,大きさは中,花弁縁の鋸歯の形は中,数は少,花弁数は21~35枚,柱頭の表面の形は平滑,雄ずい数は僅かである。がく筒の形は円柱形,がく裂片の表面の形は短先鋭,がく筒の長さは3.0cm以下,直径は1.2cm以下である。花の香りは弱,開花習性は四季咲き,早晩性は中,がく割れの多少は無である。 「ヒルナタル(ナティラ)」と比較して,茎の長さが長いこと,花弁の形が丸であること等で,「ヒルロマン(ロマンス)」と比較して,柱頭の表面の形が平滑等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者の温室(長野県更級郡上山田町)において,昭和62年に育成者所有の育成系統どうしを交配して得られた実生の中から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ローラ」であった。 |
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