ケイフジョイ【ケイフジョイ】(観賞樹)
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登録番号 | 第6200号 |
登録年月日 | 1998年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイフジョイ よみ:ケイフジョイ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 4月 9日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 藤牧義和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ジョイ」の枝変わりであり,花房の形は2~5輪咲き,花は淡ピンク色で移行後外側花弁4~5枚の弁端に淡黄緑色のぼかしが入り半剣弁,整形咲き,無香の小輪となる切り花向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高は中である。開花枝の太さは細,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは短,基部の幅は狭,色は青銅,数は幹の部分及び花枝の基部は多,花枝の中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の数は5枚以下,本葉の長さはやや短,幅はやや狭である。展開直後の若葉の色は赤紫,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は2~5輪咲き,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲き,花の大きさは小輪,高さはかなり低,花弁表側及び裏側の色は淡ピンク(JHS カラーチャート0102)で,移行後外側花弁4~5枚の弁先に淡黄緑(同 3303)のぼかしが入る。花弁の光沢は普通,花色の移行性及び褪色は易,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りは無,開花時期は普通である。 「ジョイ」と比較して,花弁表側及び裏側の色が淡ピンクであること,花色の移行性及び褪色性が易であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に育成者の温室(富山県高岡市)において,「ジョイ」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「シルク」であった。 |
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