グランドスラム (モータースポーツ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 15:37 UTC 版)
モータースポーツにおけるグランドスラム(英: Grand Slam)とは、1つのレースで「ポールポジション獲得」「決勝レースでのファステストラップ記録」「優勝」「全周回ラップリーダー」の4つを成し遂げることである[1]。
概要
トランプゲームのコントラクト・ブリッジで、1ゲームに13回めぐってくる勝負のすべてに勝利することをグランドスラムとよぶことが、他の競技でも使われるようになった[2]。また、全周回1位が欠けた場合には「ハットトリック」と呼ばれる[1]。
F1におけるグランドスラム記録
フォーミュラ1 |
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通算達成数
- 追記
- 年間獲得数最多は3回で、アルベルト・アスカリ(1952年)、ジム・クラーク(1963年・1965年)、ナイジェル・マンセル(1992年)、ルイス・ハミルトン(2017年)の4人が記録している[4]。
- 最年少での獲得はマックス・フェルスタッペンの23歳277日(2021年オーストリアグランプリ)。
脚注
- ^ a b “グランドスラム”. portf.co (2015年9月7日). 2018年11月10日閲覧。
- ^ “グランドスラムとは”. kotobank.jp. 2018年11月10日閲覧。
- ^ “Grand slam” (英語). STATS F1. 2024年5月14日閲覧。
- ^ “Stat Wrap: British Grand Prix” (英語). channel4.com. (2017年7月17日). オリジナルの2018年9月23日時点におけるアーカイブ。 2018年11月10日閲覧。
関連項目
「グランドスラム (モータースポーツ)」の例文・使い方・用例・文例
- グランドスラムの優勝タイトルも58回獲得した。
- 「五輪は私にとって6番目のグランドスラムのようなもの。国のためにメダルを取るよいチャンス。」とナブラチロワ選手は語った。
- 2000年,ウィンブルドンでグランドスラム(4大大会)に初出場。
- 21歳でプロに転向してから, 10回ほどグランドスラムの予選を通過できませんでした。
- シャラポワ選手は「特につらい敗戦を何度かした後だけに,グランドスラムで勝てたこと,これまでに勝ったことのない大会で勝てたことに満足しています。」と後に語った。
- しかし,杉山選手は今年の全豪オープンでの優勝を逃したため,彼女の生涯グランドスラムは少なくとも来年以降に持ち越された。
- ナダル選手が全米オープンを制し,生涯グランドスラム達成
- この勝利により,ナダル選手は生涯グランドスラムを達成したわずか7人目の男子選手となった。
- 24歳のナダル選手は生涯グランドスラムを達成した3番目に若い男子選手となる。
- シャラポワ選手が生涯グランドスラム達成
- この優勝によって,シャラポワ選手は生涯グランドスラムを達成した10人目の女子選手となった。
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