クルマルス・シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 15:29 UTC 版)
「モーターヘッド (ファイブスター物語)」の記事における「クルマルス・シリーズ」の解説
星団初のファティマ搭載型MHの3騎。ただし同時期に製作されたわけではなく、完成はかなり間が開いている。マイトはゼビア・コーター。当初ナッカンドラ・スバースが3騎とも所有していたが、現在は各国の一流の騎士に渡っている(ギブソン社のエレクトリックギターがモチーフともの説もある)。 クルマルス・バイロン クルマルス・シリーズの1番騎。ナッカンドラがファティマ・フォーカスライトを使って星団最初のファティマ搭載のデモンストレーションを行った。フィルモアに移った後長らく不稼働だったが、ゼビアの孫であるマギー・コーターの手によってサイレンのエンジンを使用しレストアを施される。現在の所有はフィルモアの筆頭騎士のアビエン・ヒートサイ。 クルマルス・ヴァイ・オ・ラ クルマルス・シリーズの2番騎。使用者は時々変わり、魔導大戦時の開戦時にはバキンラカン帝国の旗騎となっている。ナッカンドラの子孫である「スパーク」ことピッキング・ハリス(=マドラ・モイライ)の使用時には撃破スコア78騎という偉大な記録を残している。また、ベイル(盾)の代わりにスウォードストッパーが左腕に装着されている。 劇中最初の登場はパイドパイパー騎士団の所属としてバキンラカンの聖帝よりパイパー将軍に貸与。パイパーは、団長である自ら使用せずに最も使いこなせるとの判断からイアン・ケーニヒに使わせていた。カステポーでの対ブラッド・テンプル戦では事も無げに2騎撃破。しかしアイシャ・コーダンテのテロル・ミラージュには瞬殺。歴史に残る貴重な騎体のため、損壊を最低限に留め戦闘不能にさせるために両手首を斬り落とされた。その後A.K.D.に接収されたが、レディオス・ソープによって改修されバキンラカン帝国に返還される。魔導大戦ではバキンラカンのママドア・ユーゾッタが使用する予定。所有国本来のカラーリングと共に本編活躍時における道化師を思わせる頭部のバイザーの意匠も元に戻されると見られる。 クルマルス・ビブロス(ブランジ) クルマルス・シリーズの3番騎。現所有者はやはりナッカンドラの子孫にあたるトラン連邦共和国大統領ミッション・ルース。ルースが「ボード・ヴュラード」という偽名で使用する際には、搭乗者が特定されぬように擬装し、「ブランジ」という偽名を使っている。しかし見る人によっては簡単に見破られるが、それを見破るくらいの人物は心得ており見逃されている。 2988年ラキシスのお披露目でヴュラードが持ち込んできた。レディオス・ソープは一発でブランジとその所有者が誰なのか見当が付いたが、それは黙っていた。ビブロスの出番は無し。 2989年コーラス・ハグーダ戦ではコーラスの友軍として参戦し、本来の装甲に戻されて再登場。アトキ決戦時においてブーレイ撃破。 2997年ハスハ・スクリティー隊のワンダン・ハレー討伐では重装甲化し、ヤーボ・ビートのジ・エンプレスと共にスクリティ隊を止めに入った。この時ヴュラードが、かつてナッカンドラが得意としたモータースキル(MH剣技)を使用したことにより、スクリティ隊隊長ロータス・バルンガにヘッドライナーの正体を看破され、国際問題になりかけた。なおこの際、騎体には新ファティマ・スーツ「プラスチック・スタイル」対応型として天照が設計したファティマ・コクピットがいち早く搭載されていた。 [目次へ移動]
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